2012年 10月 30日
イタリア旅行その2 ヴェネチア
夜の10時過ぎでした。
空港といってもローカル駅のような小さな規模で
夜も遅い時間のせいか、到着客がいるにもかかわらず
ひっそり感がじわ~っと漂っています・・・
照明もなんか暗いし・・・(^◇^;)
わーい、ヴェネチアに到着したよ~!
っていうワクワク感、ドキドキ感がなかなか湧き上がってこない・・・・
とりあえず、ホテルへ向かうべく、予約していた水上タクシーの
カウンターへと向かいました。
でも、予約メールで教えてもらった指定カウンターに行ったらもう閉まってる・・・
もちろん誰もいない・・・
えっ!? なんで?どーゆーこと?
この時点で、ちょっとだけ心拍数が上がりました(笑)
思わずその近辺をウロチョロしてみる・・・
でも、人っ子一人いないし、暗いし、ひっそり感が増すばかりで
心拍数も上がる一方
これって・・・・?
ざわつく気持ちを落ち着かせながら
もう一度カウンターのドアを隅から隅まで見たら
小さな張り紙を見つけました。
Ask Catherine
と書いてある・・・・
キャサリンに訊いてね!
だって・・・
なんだよ、これ・・・(^◇^ ;)
第一、キャサリンって誰っ・・・?
うーん・・・と思いつつ
とりあえずスーツケースをゴロゴロ転がしながら
Water Taxi と看板が出ている別のカウンターへ移動してみました。
そこに女性が座っていたので
「もしかしてキャサリンさんですか?」って訊いたら
「そうよー、水上タクシー?」
おお、と大きく頷きながら、予約バウチャーを彼女に渡して
ようやく水上タクシーの手配完了!
やれやれ・・・
空港を出て左側に水上タクシー乗り場があるからね、と言われ
まずは空港の外へと出ました。
さ、寒い!
ヴェネチアは寒い、と予想はしていたものの、
吹きつけてくる風が何とも冷たい・・・
そして当然ながら暗い。
空港前と言えども、灯りなどほとんどなく、
(上の写真、一見綺麗に見えますが、これだけです。これ以外、空港前には何もありません・・・)
ひたすら暗い道を左へ左へとゴロゴロとスーツケースを引っ張りながら歩き続けました。
旅の浮かれ気分などすでに消え失せてます・・・。
そんなもの、1ミリたりともありません・・・・。
無事にホテルに着きますように・・・
ただひたすらそれだけを祈りながら歩き続けました。
暗い道を10分ほど歩いたら、ようやくピアが見えてきました。
いかついおっちゃんたちが数名、タバコをふかしながらそこにいたので
たぶん水上タクシーのドライバーだろうなぁ・・・と思い
キャサリンからもらったチケットを見せたら、
「誰が行く?おまえか?俺か?」などと言い合って
結局、1人のおっちゃんが「俺だ、俺だ、俺だー」と言いながら
スーツケースを水上タクシーに乗せてくれて、出港! Go!
生まれて初めて乗る水上タクシー
ま、要するに屋根付きボートですね。
真っ暗な海の上をひたすらボートは走る、走る、走る
ずっとずっとずっと真っ暗
うーん、もうかなりテンション下がってるよ、私
ほんとにちゃんとホテルまで行ってくれるのかなぁ・・・
この真っ暗な海のど真ん中で、
いきなりスーツケース捨てられたり、
脅されたりしても、誰も助けに来てくれないよなぁ・・・
ひぇ~、怖いヨォ・・・・
などと、1人で勝手によからぬ想像までしちゃったし・・・(^^;)
30分ほど走った所で、ようやくヴェネチアの街灯が見え始め
ホッとしました~
水上タクシーのおじちゃんは、ホテルに行く前に
ヴェネチアの中心エリアをひと通り、通ってくれて
夜の観光までさせてくれました。
とても気が利く良いおじちゃんでした
ゴメンネ、おじちゃん、勝手な妄想しちゃって・・・(^ ^;)ゞ
夜中のリアルト橋
そして無事にホテルに到着!!
あー、よかった、よかった~!
(↓ のホテル正面写真は翌日の朝、撮ったものです)
このホテル Danieli はとても古くて、階段とか廊下もギシギシ音が出るし
床もフニャフニャしてて、ちょっと不安な感じです。
ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの映画「ツーリスト」にも
出てくるホテルですね。
部屋に案内され、ようやくホッと一息
長かったなぁ~、ここまで来るの。
でも、いよいよ明日からヴェネチアとご対面!
まずは起きてからの朝食が楽しみね~
シャワーを浴びておやすみなさい~!
続く・・・
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今日の天使からのメッセージはお休みしますm(__)m