2015年 06月 04日
青梅の甘露煮
新鮮でみずみずしい青梅たちが、デパートやスーパーの
青果コーナーで並べられている光景があちこちで見られます。
私は、この時を密かに首を長くして待っておりました!
というのも、私が大好きな漫画家、吉田秋生さんのコミック「海街diary」の第 6 巻に
梅の甘露煮が出ていたからです。
このシーン ↓
これを読んで以来、ずっと「梅の甘露煮」が頭の片隅に住み続けていて
早く梅の季節にならないかな、早く梅の季節にならないかな...と
待ち続けておりました
3月が終わる頃からは、もうそわそわしちゃって
4月になってからは、もうそろそろじゃない?もうすぐじゃない?
と、待ち人が来るのを家の中で待つことができなくて
玄関先に出て、ずっと遠方を見続けている幼子のような心境でした (^^;)
で、とうとう、その季節がやってきてくれて、
心躍らんばかりに、ソッコーで、梅を買いました~
きれいな緑色で、ツヤツヤとお肌の調子も良さげな梅たち
さー、梅の甘露煮! 作るぞー!
...と、煮込む前に、まずは、梅全体に小さな針でプツプツと穴をあけてあげないといけません。
これ、海街diary のすずちゃん (末っ子4女) もやっています↓
プツプツプツ...と、リズミカルに梅のあちこちに針を刺していくのですが、
これ、結構楽しい作業です
ただ、よっちゃん (海街diary の次女、酒豪OL) のように
よこしまな気持ちでやると、指をさしちゃいますね~(笑)
穴を開けた梅たちを、40度程度のぬるま湯で 5分間煮込みます。
5分間煮込んだら、そのお湯は流し捨てて、新しく水を加え
さらにぬるま湯になるまで煮込み...というのを 3 回繰り返して
じっくり低温で煮込んでいくわけです。
で、最後にお砂糖も加え弱火でコトコトと煮込んで火を止めて
じっくり味を染み込ませていきます。
出来上がったのがこちら↓
これを冷蔵庫で冷やして、いただきます。
基本的に、梅なので酸っぱいのですが、冷たくて甘いつゆと一緒にいただくと
とってもさっぱりとした甘みになって、初夏にはふさわしいお菓子になります。
朝食後に一粒食べるといいですね。
梅は、その日の難逃れ
これは、私の好きな映画「めがね」に出てくるセリフです。
朝、梅干しを食べれば、その日一日、災難から逃れることができる、
という意味です。
このことを、以前書いてますので、よかったらそちらも読んでみてね~
映画といえば、この「海街diary」も映画化され、もうすぐ上映開始となりますね。
「海街diary」 は、鎌倉に住む 4 姉妹を中心として、家族や友人、恋愛、仕事など
いろんなエピソードが展開していく、とてもとても爽やかでハートウォーミングで
ユーモアもあるすてきな漫画です。
映画化されると聞いた時は、うれしかったけど
この漫画の大ファンである私としては、4 姉妹のその配役を知って、正直ガッカリでした...(^^;)
でも、4 姉妹を囲む人たちを演じる俳優はみなさん、見事なまでに
原作のイメージ通りの人たちなので、段々と楽しみになってきました。
今は、13日の公開を、首を長くして待っております~。
海街diary 公式ページ
今日の天使からのメッセージはお休みします。