コリン・ファース主演の映画『シングルマン』について書こうと思いますが
その前に...

現在公開中の『キングスマン ゴールデンサークル』を観ました169.png

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シリーズ 1 の『キングスマン』もハチャメチャに面白かったけど
キングスマン 2 も思いっきり楽しいです。106.png

あ、でも、ぶっ飛び具合では、1 の方が勝っていたかなぁ。

だって頭から花火がパンパンパン~177.png177.png177.png でしたもんね~。

でも、2 の方も冒頭からリズミカルなアクションが満載で、
痛快活劇モード全開沸騰中~!で、
まったく飽きることなく映像に釘付けでした。101.png

コリン・ファース、なんであんなにかっこいいのでしょうね~。

昔からずっと気になっていた俳優ですが、
以前は何となくチリチリ頭で、どこかに緒形拳が入っている英国マン、という見方をしてましたが
「ラブ・アクチュアリー」あたりから、地味だけど心がこそばゆくなるような感じになってきました(笑)

そして、今はまさにキングスマンからのコリン・ファース祭りが
私の中で開催中なわけなのです~162.png177.png102.png

コリン・ファースの映画には珠玉作品がたくさんあるのですが
(悲しいことに、なんでこんなのに出たの...119.png122.png というような作品もあります)
中でも私が大好きなのは、 『シングルマン』です。

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言わずもがな、トム・フォードの初監督作品です。



愛するパートナー (男性) を突然失った男性 (大学教授) の一日を丁寧に
情感豊かに描いています。

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もうね、コリン・ファースが文句なしにいいのですよ!102.png172.png

人生に絶望して、自らその幕を閉じようとする心情を
表情 (特に目の表情) や背中や歩き方など、仕草一つ一つで表現しています。

その表現がまたとても丁寧で繊細なので、観る側にその心情がじわじわと来るわけです。

映画のストーリに入り込む前に、まず彼の演技に魅了されてしまいます。

大切な人がいなくなった人生に意味はあるのか?

生きる屍のような彼に関わってくる元カノがジュリアン・ムーア。

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今から死に向かって行こうと考えている教授 (コリン) とは対照的に描かれています。

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そして、絶望100% のコリンに光を与えるために送られてきたのかも?
と思わせてくれるのが、学生役のニコラス・ホルトです。

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ニコラス君177.png

「アバウト・ア・ボーイ」のあの子がこんなに大きく美しく
成長したのかぁ...と、これまた、映画のストーリーそっちのけで
近所のおばちゃん感覚で、彼を見つめてしまいます。

子役時代のニコラス君

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この映画はストーリーや俳優陣も魅力的ですが、何と言っても特徴的なのは
全編通して、オシャレである、ということです。

コリン教授が住む家も、フランク・ロイド・ライトの作品を
思い出させるし、

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「ネクタイはウィンザーノットで」などと遺書に書いたり
コリンが身につけるスーツも靴も、とってもおしゃれです。

トム・フォードだからね、当たり前っちゃァ当たり前かもしれません...177.png


トム・フォード監督の美学があちこちに散りばめられています。

舞台が60年代だからか、学生たちのファッションもどこかノスタルジックです。

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この女子大生なんかは、あの B.B (ブリジット・バルドー) を彷彿とさせます173.png179.png

BB の他にもクラウディア・シファーも入っているような気もしますが...
(クラウディアは60年代じゃないけど...(^。^;))))

ストーリー以外の部分でも楽しめる要素がアチコチに散りばめられているのも
この映画の魅力になっています。

最後のオチは、何かあっけなかったけど
観終わった後、静かな心地よさがあります。

でも...

大切な人がいなくなった人生に意味はあるのか?

この問いかけは、鑑賞後もかなり重くのしかかってきました。

いわゆる LGBT 系の映画でもあるので
好き嫌いがはっきりと分かれるかもしれません。

でも観る価値は充分にありますよ~101.png

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スカパー!

冬の5大テーマ祭り「映画」をもっと見る

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時代劇はさほど積極的には観ないのですが
この映画は 2004年の公開当時、かなり話題になり、ずっと気になっていました。

でもなかなか見る機会がなくて、10年以上も時を経て、ようやく観ることが出来ました。

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東北 (たぶん山形?) にある弱小藩の下級武士、片桐 (永瀬正敏) を主人公として、
彼を取り巻く人々との人生を描いています。

地味で朴訥ながらも自分なりの哲学と価値観をしっかりと持っていて、
それを決して崩すことのない片桐の生き方は、清廉で切ないほどに美しい。

だけど、それゆえに彼の生き方は苦しいものにもなるのですね...。
だって、この世は「汚れ」や「不条理」に満ちているから。

女中のきえ (松たか子) に対する彼の気持ちや行動にも胸を打たれます。

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かつて自分の家に奉公していたきえが、嫁ぎ先の家でひどい仕打ちを受けていることを知った片桐は
きえを助けようと行動します。

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武士としての世間体、見栄などに惑わされることはなく、ましてやひとかけらの躊躇を抱くこともなく
ただひたすら「きえを助けたい」という純粋な思いだけが彼を突き動かしています。

身分や階級、相手の肩書などではなく、「人」として心を通い合わせようとする彼の信念は潔くて尊いです。

それは、自分の妹 (田畑智子)、かつては同じ師に剣の指南を仰ぎ、共に学んだ仲間である狭間 (小澤征悦)、そしてその妻 (高島礼子) に対しても同じです。

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人としてどう行動するのが「正しい」のか、いろんな意味で考えさせられます。

映画の最後の展開で、「隠し剣 鬼の爪」の正体がわかったときには、
思わず「ひゃぁ~~」と叫んでしまいました(笑)105.png


松たか子が控えめで素朴な女中を好演しています。
彼女は台詞回しが本当に上手い女優さんですね。

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そして、緒形拳。

悪どい家老を演じていますが、本当に憎たらしいです(笑)
素晴らしい俳優だったなぁ...と改めて思いました。

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シリアスな内容なのに、ところどころコメディチックな演出が施されているのは、
山田洋次 監督・脚本のなせる技でしょうか。

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いやぁ~、いい映画を観たなぁ~101.png という思いです。

期待を裏切ることのない良い映画でした。

原作は藤沢周平の「隠し剣」シリーズで、短編だし、
こちらも読んでみようと思います。

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2010年 『リメンバー・ミー』

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何の予備知識もなく、たまたま手にとってみて、
何となく観ようかな~と思って見た作品でしたが、とてもとても心に深く染み入る映画でした。

この数年間、観た映画の中でもマイベスト 3 に入るかも...
というぐらい、私の中では印象深い映画になりました。

トレイラーはコレです。



兄を亡くし、父親との関係もうまくいかないタイラー。

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その父親は、幼い末娘 (タイラーの妹) にも冷たく、
それがタイラーの心をよけいに閉ざしてしまい、生きる意味や目的を失いつつある純粋な青年を、
ロバート・パティンソンが繊細に演じています。

幼い時に母親を目の前で殺されてしまったアリー。

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深い傷を抱えながらも、なんとか前向きに生きようとする健気な女性を、
ドラマ「LOST」で知られているエミリー・デ・レイヴィンが明るく演じています。

大切な家族を失い、さまよっていた 2人の心が 「出会い」によって、
それまでくすんでいた道の向こう側がうっすらと見えてくる、というストーリーです。

登場人物たちは、誰もが「傷」を持っています。

人生ってそんなものなのかも...
でも、やはりつらいし、気持ちが荒むことだってあります。

この映画は、人とのつながりや触れ合いの大切さを
出しゃばることなく、繊細なシーンを紡いでいくことで教えてくれます。

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子供たちに冷たい父親を 007 のピアース・ブロスナンが、
そして、彼の別れた妻 (タイラーの母親) をレナ・オリンが演じています。

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レナ・オリン、とってもステキなお母さん!
「蜘蛛女」での彼女があまりも強烈な悪女だから、これを見てすごくホッとしました(笑)

ああ、よかった~、
あの「蜘蛛女」の悪女はやっぱり役の上でのキャラなのね...と
ボケー、当たり前じゃ~!!! 的なことを、思っちゃった...103.png

彼女の実生活での夫が私の大好きなラッセ・ハルストレム監督っていうのも、
ワタシ的にはツボです(笑)


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他にもクリス・クーパー (アリーの父親役) やケイト・バートンなども出ていて
何気に豪華キャストです ! 177.png101.png

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舞台がニューヨークで、ブリックリンやセントラルパークなどが出てきて、
NY の背景を楽しむこともできます🎵

うん、いい映画だなぁ、うん、うん、いい感じ...162.png

なんて思いながら観てたら、ラストの展開で
思いもかけないほどの衝撃を受けました。

そんな...!!!!

大切な人、家族、つながり、絆...

観終わった後、そんな言葉が大きな意味を持って、深く深く突き刺さる映画です。

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そして、このタイトル『リメンバー・ミー 』(私を忘れないで) がいつまでも響きます。

蛇足情報: 今、話題の英王室ヘンリー王子のフィアンセ、メーガン・マークルがチョイ役で出ています。

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現在上映中の映画、『Destiny 鎌倉ものがたり』を観てきました。

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トレイラーはこちら。



先週末に一度観て、とてもステキだったので、昨日、仕事が終わってから再度鑑賞。

やっぱりとても良かった~。

最初も 2 度目も涙ポロポロでした...。103.png103.png103.png

大好きな鎌倉が舞台なので、この映画の製作を知ったときから公開されるのを心待ちにしていました。

実際にどんな鎌倉が出てくるのか楽しみだったのですが
予想に反して、現在の鎌倉は、さほど出てきませんでした。105.png

でも、古都鎌倉だからこそ、古代からの魑魅魍魎や魔物、妖怪たちが潜んでいるという要素は
大いに生かされていると思います。156.png108.png

といっても、これはホラーでも妖怪活劇でもなく、中心に流れるテーマは、「夫婦愛」「夫婦の絆」です。

原作が西岸良平さんだから、言わずもがな...ですね101.png

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前半は鎌倉を舞台に新婚夫婦の日常を描いています。

時代設定はとっても不明...。

景色や服装などから見る限り、これは昭和30年代だ!...なのに、
「100円ショップ」とかっていうタームが会話に出てくるから、あれ、これはいつの話なんだ?と
のっけからツッコミポイントが...105.png

後半は、舞台が黄泉の世界へと移り、完全に VFX ワールド。

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そこはまるで、千と千尋に出てくるような街並み...
もしくは香港のスラム街のような、中国の香りがプンプンする雰囲気で、
えー、これ、日本じゃないよね~...などと突っ込みどころはアチコチにありますが、
テーマが「夫婦の愛と絆」なので、あまり気になりません(笑)

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堺雅人はやっぱり上手いね~!

セリフ無しのシーンでも、表情や身体でその場面の心境や思いを饒舌に伝えてくれます。

堤真一もああいう単純明快なキャラはぴったし(笑)

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貧乏神の田中泯や、推定 130 歳のばあやの中村玉緒はさすがの安定感。
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そして、死神役の安藤サクラのなんて上手いこと。
役のキャラクターを完全に自分のものにしていて、彼女ってこんなに演技達者なのか...と改めて驚きました。

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あと、稲荷刑事の要潤とカッパ頭の大倉孝二も味のある演技を見せてくれて、楽しいです。

音楽もとても素敵で、サントラを買おうかなぁと思案中。

この物語を堪能した後、エンディングロールで流れてくる宇多田ヒカルの歌は、
この映画の締めには文句なしです。

この映画のために描き下ろしているんですね。
素晴らしい楽曲です。169.png





タイトルにある「DESTINY (運命)」の意味は、
クライマックスで明らかになります。

ひぇ~、そういうことだったのね!と...。101.png

私も黄泉の国へは江ノ電で行きたいな...。169.png177.png102.png

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『お父さんと伊藤さん』という邦画です。

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正直、なぁ~んの期待もしてなかったんです。

ただ、面白いタイトルだなぁ~って思って...。
「お」と「い」という音が一個違うだけ、なんて、ちょっと洒落てるかも... 101.png169.png

トレイラーはこちら ↓



上野樹里、リリー・フランキー、そして藤竜也

全編を通して、ほぼ、この 3 人のシーンばかりです
(たまに他の人たちも出てくるけど...)

そして、この 3人の演技がとてもよい感じなのですよ。

いい意味で力が抜けてて、ずっと飄々としてて、そしてとっても自然な演技で、
それが心地よくて、観終わった後も、爽やかな風がさら~っと吹いてくる...
そんな思いに満たされる映画です。

ひょんなことから、かなり年配の伊藤さん (リリー・フランキー) と暮らし始めたアヤ (上野樹里) のところに、実の父親 (藤竜也) が居候することになり、3人の生活が始まっていく...というストーリーです。

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大きな事件が起きるわけでもなく、淡々と、3人の日常の横糸がゆる~く、絡んでいく、という展開ですが、この映画の魅力は...

☆ シーンの一つ一つは地味なのに退屈しない
☆ セリフの中にドキッとする言葉が紛れ込んでいる
☆ 食事シーンが多い
☆ 日常がとても自然に描かれている

というところでしょうか。

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上野樹里、上手いなぁ~
リリー・フランキー、なんでこの人はこういう雰囲気が出せるんだろう
藤竜也の台詞回し、素晴らしい!もう参りました!って感じです。

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上野樹里とリリー・フランキーなんて、この 2人、実はホントに一緒に住んでない?
慣れすぎている日常空気がバンバン出ているんだけど...

という具合に、その雰囲気は大変自然なものです。

とんかつにかけるソースをめぐっての一言は、ほほぉ~、そういう解釈もあるのか~と
大変興味深いです (イヤ、実際、全然大したことじゃない、どーでもいいことなんだけどね....) 105.png

で、それをウケてか、こんなソースも出回っているようです

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この映画を観終わったら、ほとんどの人がとんかつを食べたくなるのではないでしょうか106.png


私も例に漏れることなく、この映画を観た翌日の夕食はとんかつにしました169.png102.png

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↓今日の天使からのメッセージはこちら ↓↓↓043.gif


天使からのメッセージ
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2017年も残すところ、一ヶ月ちょっとになりました。

今年もいろんな映画を観ましたが、今年のマイベストワンが決まりそうです。

『僕のワンダフルライフ』ですよ~169.png

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現在公開中の映画です。

オフィシャルサイトは ここです。

トレイラーはこちら




大好きなラッセ・ハルストレム監督の作品なので、
今か今かと公開されるのをず~っとワクワク気分で待っていました~ 101.png


公開されてすぐに観に行きました。

さすがハルストレム監督!
期待通り、いやそれ以上に、とぉ~っても素敵な作品でした!

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この映画の主人公は人間ではありません。
ベイリーという名の犬です。

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ベイリーは、自分の命を救ってくれた男の子イーサンと一緒に楽しく過ごすのですが
犬の寿命は人間よりも短い....130.png

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ベイリーはイーサンと再び会うために、3 回生まれ変わります。

そんなベイリーの人生ならぬ「犬生」を描いた映画です。

この映画の原題は A Dog's Purpose - 直訳すると「犬が生きる目的」という感じでしょうか。

人間の人生って、いろいろですよね。

いいこともあれば、イヤなこと、思ってもみなかったことが起きたり
こんなはずじゃなかった...と思うことも、少なからず、いや、かなりあります。(^。^;)

犬も同じなんですね。

「犬生」もいろいろと大変なんだわ...(^。^;)

この映画は犬が主人公なので、最初から最後まで犬の視線で話が進みます。

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犬ってこういうことを思っているのか~
そうか、犬のああいう行動って、こういう意味なのね...

などと、感じるところがいっぱいあります。

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私も小学生の頃、2 匹の犬と過ごしたことがあります。

最初の犬はシェパードで、2 回目はプードルでした。

いずれの犬とも、お別れのときには号泣しました。
子供だったからね...それはそれは辛かったです。135.png

特にプードルは病気で亡くなったので、辛くて悔しくて苦しかった...。

そんな思いはもうしたくない、ということもあり、以来、ペット (犬) を飼っていません。

でも、この映画を観ていたら、元々が犬好きなので
犬、飼いたい~、犬と過ごしたい~! という気持ちがムクムクと膨れつつあります。

ど~しましょ...(^。^;)

ま、それはさておき、この映画です。

始まって 30 分もしないうちから、私の涙腺は崩壊しました。145.png
最後の最後まで崩壊しっぱなしでした。103.png


周りの観客たちからも、すすり泣きがあちこちから聞こえてきました。

女性はもちろん、私の隣りに座っていた中年のおじさんも、ウンウンと頷きながら観てましたよ102.png

夫にもこの映画を観てほしい、と思って、彼を連れて先日また観に行きました。

夫も犬好きなので (というか、彼の場合は犬の方から彼になついてくる傾向が強いなぁ、なぜか...(^。^;))
この映画、大のお気に入りになったようです。

この映画の犬たちもステキだし、俳優女優陣もステキです。

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子役の子はとっても可愛いし、デニス・クエイドやブリット・ロバートソンは相変わらず魅力的です。


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あ~、こうして書いているだけでもまた観たくなってきた~!102.png106.png

間違いなく、今年のマイベストワンの映画です 171.png177.png

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ダイアン・レイン主演「ボンジュール、アン」(原題: Paris Can Wait)

昨日、映画館で観ました。

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公式サイトは ここです。

なんともステキな映画でした。


映画プロデューサーである夫 (アレック・ボールドウィン) との気持ちのすれ違い、空虚感を、

その妻アンを演じるダイアンがしとやかに演じてました。

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夫との距離にざわつく気持ちを、明るい陽射しの中に解き放してくれたのが、

夫の仕事仲間であるフランス人のジャック (アルノー・ヴィアール)。

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思いがけず、ジャックと二人きりでパリまで車で移動することになったアンのロードムービーです。


ダイアン・レインの美しさは言うまでもありませんが、

カンヌからパリまでをゆっくりと時間をかけて移動するそのシーンすべてが美しい。


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そして、いろんな場面で登場するフランス料理とワインの数々。


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料理もキャストの一員であることが、楽しめるエッセンスとなっていて、とてもウレシイです。


ジャックがアンをもてなすその心意気、方法は目からウロコでした。


ドライブには楽しさとエレガンスさが必要、

ということで山のような薔薇を買ってきて、

車の後部座席いっぱいに敷き詰めるなんて発想は、なに、やっぱりフランス人だから?106.png

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フランス人男性ってみんなそうなの?
それとも、ジャックが特別?


「君が人生で一番幸せを感じた瞬間は何?」

とアンがジャックに問われるシーンでは、

思わず私も、あれ、いつだろう...?と考えてしまったり。


途中で、え!ウソ!? と、 虚をつかれるような展開があったり、

思っても見なかったラストシーンに驚いたり (でも、あのラストシーンは最高!)

と、最初から最後まで、心から楽しめました。


一見、夢物語というかファンタジーみたいなストーリーですが、

この作品の監督であるエレノア・コッポラさん (あのコッポラ監督の妻であり、ソフィア・コッポラの母親) 自身が

実際に体験したことからの脚本だから、説得力があるんですね。


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エレノア監督、80歳にて初のフィクション映画監督だそうですが、

こんな素敵な作品を作られたこと、本当に素晴らしいです!


DVD が出たら絶対買うよ~ 162.png101.png


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『レント』2005年 アメリカ映画
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ブロードウェイ・ミュージカル『レント』の映画版です。

ブロードウェイでは、1996 年の初演以来、12年4ヶ月連続上演されたロングランの人気ミュージカルです。

日本でも何度か上演されています。

実は、舞台の「レント」は過去に 2 回チケットを取って見に行く予定だったのに、
2 回とも仕事のため結局見れずじまい...。143.png


舞台がダメなら映画で、と思って DVD を買って鑑賞しました。

冒頭の出演者によるコーラスシーンから胸が熱くなって
一気にその世界へと引き込まれ、アッという間に観賞終了!146.png
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ニューヨークで暮らす若者たちの貧困、ドラッグ、HIV などのネガティブな問題だけでなく
同性愛など、社会的にはマイナーな状況が描かれているのに、
この映画からは大きなパワーと愛が溢れてきます。

人生は辛い、でも生きていかなくちゃいけない...。

生きていくための力とヒントを提示してくれている...そんな作品です。

タイトルの「RENT レント」とは、
ここで描かれている若者たちがアパートの家賃 (レント) さえも払えないほど困窮していることを意味しています。

そして、命のカウントダウンが始まり、その中でも前に進もうとする彼、彼女たちには
一秒という時間でさえも、その意味が重くなっています。

それが冒頭のコーラスシーンで歌われる「Seasons Of Love (シーズン オブ ラブ)」の歌詞の一部に現れています。

525,600 分
52 万の大切な瞬間
525,600 分
一年をどうやって測ればいいのだろう

この歌は、ドラマ「glee」で、出演者の一人フィン役のコリー・モンティスが亡くなった時に
出演者全員で彼を偲びながら歌われていました。

このシーンを見た時、なんて上手い選曲をするんだろうと感動しました145.png

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閑話休題...。


この作品の見所は、何と言っても出演者全員の歌とダンスです!
どのシーンも素晴らしい!

特にレストランのテーブルで歌って踊るシーンは圧巻です。
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ダンサー、ミミのダンスと歌は気迫にあふれてます。

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ミミ役のロザリオ・ドーソン、めちゃくちゃかっこいいです~113.png
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この作品の要となるキャラクターがエンジェル。
エンジェルの歌とダンスにも圧倒されます169.png101.png

そして彼の深い大きなハート (心) にも感動します162.png

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イディナ・メンゼル (アナ雪のレリゴーの歌手ね) の一人ステージシーンも素晴らしい。
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最高に楽しくて、そして切ないミュージカル映画です。

今度こそ本場の舞台を観たい~!(^^)


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ケイト・ウィンスレット主演の『とらわれて夏』の DVD を購入して観賞しました。

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この映画、日本ではあまり評判にはならなかったけど
あちこちでの評判はよくて、おすすめ作品だよ、とも言われていました。

ケイト・ウィンスレットは文句ない演技派で、好きな女優だし、
私が大好きなおじ、JK シモンズも出ているので、
それなりに期待はしていました。

シモンズおじ
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でもね、DVD パッケージに書かれている
「脱獄犯の男性に脅されて、自宅に匿うことになり、やがて惹かれていく...」
というストーリーには、観る前から嘘っぽさを感じていました。

それって、つまりは、
ストックホルム症候群ってやつじゃないの?って。

押せば女性は落とせる...とかって思ってる?
いやいやいや、そうじゃないでしょ〜〜?021.gif

なのに、なのに...

観始めたとたんに、私はこの作品の世界にどっぷりとハマってしまったのでした。

ケイト演じるアデルの息子ヘンリーの視点で物語が展開していくので、
少年特有の純粋さと、一方で思春期にありがちな不安定さも同時に丁寧に描かれてて、
それがとても好感が持てます。

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大きな喪失感と絶望の中で、ひっそりと息を潜めながら
とりあえず「生きている」アデルの繊細で複雑な心境は、
セリフがなくても、観る側には饒舌に伝わってきました。

ケイト・ウィンスレット、さすがです!

そして、恐怖の対象でしかないはずの脱獄犯フランクにどうして惹かれていくのか
その過程がとても丁寧に静かに描かれていくので、
気がついたときには、私自身もフランクに惹かれていました(笑)


無理な力が働くことなく、自然とフランクに惹かれてゆくその様が
見ていてなんとも愛おしくなります。

決めてはやっぱりピーチパイでしょうか(笑)。

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映像美も素晴らしかった。

晩夏を背景として映し出される一つ一つのシーンのなんと美しいこと。

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まるで絵画集をめくっているかのような気分でした。

見終わった後の余韻がいつまでもいつまでも続き、
何度でも観たい、ずっと観続けていたい、そんな映画です。

こんなにいつまでも大きく深く余韻が続く映画なんて、そうそうあるものじゃあありません!

素晴らしい脚本と演出。

ジェイソン・ライトマン、やっぱり好きです。
(先日の投稿で紹介した「JUNO ジュノ 」の監督です)


<ちょい付け足し その 1>
JK シモンズ、チョイ役だったなぁ。残念。
でも、相変わらずの存在感! いい味出てた~ 045.gif

<ちょい付け足し その 2>
フランク (ジョシュ・ブローリン) の若い頃を演じていた俳優、
どっかで見たなーって思ったら、米国ドラマ「スーツ」のトレヴァー役で出ていたトム・リピンスキーでした。
この2人、そっくりでビックリ (^^)

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<ちょい付け足し その 3>
なんでこの邦題?
原題の「Labor Day」は、日本では馴染みがないからそのまま使えないかもだけど、
でも、あまりにもセンスがないよね...と大きな残念感...021.gif

...と思ったけど、私も結局のところ、すっかりこの映画にとらわれてしまったので、
この邦題でもアリなのかな...(^^;)


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『JUNO ジュノ』2007年 アメリカ・カナダ映画を観ました。
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見終わった瞬間の爽快感!

それは時間がたつとともにサイダーの泡のごとく
ジュワジュワと湧き上がってきて、もう一度観たくなって
続けて 2 度目の観賞。

まさに、さわやかで心地よい風に吹かれる感じの作品でした。

16歳の女子高校生ジュノが予定外 (当たり前か) に妊娠してしまいます。

でも、ジュノは嘆き悲しむことなく、父親である同級生の男の子に愚痴るわけでもなく
チャチャチャっと問題解決に向けて動いていきます。

その様が見ていて気持ちがいい。

それは、主演のエレン・ペイジの台詞回しにもよるところが大きいです。

立て板に水のように、早口で自分の考えを言って、
どんどん前に向かって歩いて行く。

そりゃ、高校生が妊娠しちゃったんだから、
凹むこともあるけど
彼女は、その中で成長していきます。

もちろん、高校生の妊娠なんてダメだし、起きちゃいけないこと。
避妊することが一番大事!

でも、「できちゃった」現実の状況の中でのジュノの変化や成長ぶりが爽快なのです。

エレン・ペイジ、上手いなぁ。
彼女の演技に魅了されました!


父親役の J.K. シモンズも相変わらずいい味を出しています。
このおじ様、どの作品でも深い味を出してくれて大好き!

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ジュノの親友役で出ているオリヴィア・サールビーもステキ!
(オリヴィアの演技力は「秘密 THE SECRET」でも発揮されていますね~)
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ジュノのステップマザー (義理の母親) の立ち回りも見事。

ジュノが超音波検査を受けている間、担当技師からいろんな嫌味を言われるんだけど
それに言い返したシーンでは思わず拍手したくなります。

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日本だとこうは行かないだろうなぁ。

未婚の母に対するシステムが整っている海外ならではのストーリー展開です。

最後のオチも爽やか!045.gif


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