2012年 11月 29日
イタリア旅行その23 ローマ
そこから地下鉄 A 線に乗り換えてスパーニャ駅で下車。
テクテクとヴェネト通りを散策しながら、夕食のお店を探すつもりです。
ヴェネト通りの突き当たりにあるブラジーレ広場
この先に、美味しいレストランがある、という情報をゲットしたので
行ってみることにしました
でも、行けども行けども、それらしきお店は見つからず・・・
わからないときは誰かに尋ねてみる !
道端で話し込んでいる 2 人組みのおじさんたちに訊いてみました。
地図を見せて、この辺にあるこのお店に行きたいんだけど?
と言うと
「ああ、それなら・・・❍abc△this×Ahaha◆□!!!」と
一生懸命、説明してくれるんだけど、うーん、何を言っているのか、要領がつかめず
ほとんどわかりません・・・(^^;)
おじさんも
「ごめんよー、上手く説明できなくてー」などと申し訳なさそう・・・
(いい人っぽいな・・・(^^)
何度も説明してくれるんだけど、やっぱりわからないので、
「OK、何とかわかったので大丈夫!(←ほとんどウソ) ありがとう!」
と言ってその場を去ろうとしたら、
おじさんの1人が手元にあった自転車に乗り始めて
「僕が直接そこまで自転車で案内してあげる」と。
えええ~、そ、それは、いくら何でも申し訳ない
「いやいや、それはありがたいけど、大丈夫ですからー」
「いいよ、大丈夫だよ」
「いや、だって、もう一人の方を残していくなんて・・・。私たちは大丈夫ですから。
もうほとんどわかったと思うし、何とか行けますからー、アハハ~」
などと、明るい押し問答を繰り返し、何とか丁寧にお断りして
夫と私は 2 人で歩き出しました。
しばらく歩き進めて、曲がり角の所で
こっちの方だよね?などと立ち止まって 2人で地図を見てるときでした。
私たちの目の前をスーっと、さっきのおじさんが自転車で
通りすぎて、こっち、こっち、と手で右方向を指さしています。
「あれ、さっきのおじさんだー」などと思っていたら
そのおじさん、私たちの前をゆっくり、ゆっくりとしたペースで
私たちの方を振り返りながら自転車を漕いでいます。
え、もしかして、私たちを案内しようとしてくれてる?
そんな表情を私がしたところ、おじさんは
ニコニコしながら、こっち、こっち、と指先で方向を示しながら
のんびりと私たちの前をゆらり、ゆらりと走っています。
おじさんの自転車に導かれながら、しばらくそんな感じで歩いていたら
それらしきお店が見えてきました。
あ、あれかな?
そしたら、おじさん、
「ここだよ、じゃねー」と言って
クルッと自転車でUターンして、今来た道をサーッと戻って行きました。
うわー、なんて優しい自転車おじさん!
どうもありがとう~
こんなちょっとした出来事が、旅の忘れがたい思い出を作ってくれますね!
とってもあったかい気持ちに満たされながら
いざ、その店に入ろうとしたところ、
ガガガーーン!
お休み・・・・だって・・・・・
な、なんてこったい・・・・
せ、せっかくおじさんが案内してくれたというのに・・・
ここまで歩いてきたというのに・・・(T_T)
ま、でも、しょうがない!
次の店を探しましょう~
ということで、まだまだ夕食にはありつけそうにありません・・・
続く・・・
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今日の天使からのメッセージはお休みしますm(__)m