2016年 03月 06日
タロットカード殺人事件
単純に、仕事が忙しい + 本来ナマケモノ という理由で十分なのですが
実は、この一週間、インフルエンザ A 型にかかってしまい、ずっと寝込んでいた...
という理由も、ちょっと追加しちゃいます (^^;ゞ
たぶん、記憶が確かであれば、私の人生初のインフルエンザ体験でした。
成人してからン十年、風邪 1 つひいたことがなかったのに
何の因果か、いきなり、インフルエンザ....
いやぁ、それにしても、インフルエンザ、強烈なやつでした。
私、完全にインフルエンザをナメてました。
風邪のちょっとひどいバージョンぐらいにしか思ってなかったけど、
こんなに苦しくてツライとは...
高熱が続き、そのせいで、全身が痛くて、もちろん頭痛もガンガン来るし
吐き気も襲ってきて、当然、何も食べられず、悪寒は走るし、でも熱があって身体は熱いし
いったい、どっちやねん!はっきりせんかい!
という一人ツッコミも、ベッドの中で虚しく響くような日々を送ってました。
当然、会社へは出社できず (というか、出社禁止令が出た)
それでも、熱が下がってからは、自宅から会社のシステムに入って仕事をしてましたが...。
そんなこんなの怒涛の一週間でしたので、ちゃんとした料理も作れず食べれず、です。
なので、今回はちょっと映画のご紹介を...
『タロットカード殺人事件』
ウディ・アレンが脚本・監督、そして主演というミステリ・コメディ映画です。
私は、どちらかと言うと、ウディ・アレンは、決して好きじゃないんです。
あざとい、というか、わざとらしさが鼻についちゃって
うーん、ウディか...と、避けたくなりがちなのですが、この作品はウディのクセが
いい具合に反応してて、予想外に楽しむことができました。
ヒロイン役はスカーレット・ヨハンソン、その相手役はヒュー・ジャックマン
ふたりともまだ、今のように大きくブレークする前だからとっても新鮮な感じです。
しかも、ヒュー・ジャックマンにはめずらしく悪役
そこも、この映画の見所ですね
ロンドンで発生している連続殺人事件の現場にタロットカードが必ず落ちていることから
「タロットカード殺人事件」と呼ばれている事件を軸に、ストーリーは展開していきます。
ジャーナリズム専攻の学生を演じるスカーレット・ヨハンソンが
その事件の真相を探っていくのですが、彼女を後ろから糸を引いているのは
なんと、幽霊....!!
そして、彼女と一緒に事件を追う胡散臭い手品師がウディ・アレン。
最初のうちは、殺人事件の真相はいかに...
ということにフォーカスして観ていましたが、観ていくうちに、
あれ、もしかして、それはどーでもいいことなのでは?
と思い始めました。
なぜならば・・・
ウディ・アレンとスカーレットが繰り広げる会話の数々が
なんとも軽妙洒脱で面白いのです!
2人の会話は、リズミカルで、まさに立て板に水のように、気持よく流れていきます。
会話の中に見え隠れする言葉遊びに、何度も声を出して笑ってしまい、
いつの間にかウディ・アレン ワールドに入り込んでいることに
心地よささえ感じ、すでに、これらのシーンだけでかなり満足しちゃうのです。
でもね、このウディ演じる手品師、やっぱり、うっとおしいです(笑)
どこまでふざけているのか、どこが本気なのかがわからないうっとおしさで
ちょっとイライラしましたが...(笑) ← さすが、ウディ、こちらの期待を裏切りませんね~! (笑)
殺人事件の犯人ではないか?と疑われているのが
ヒュー・ジャックマンですが、うーん、怪しいといえば怪しいし
イヤイヤ、彼が犯人のはずないんじゃ?と思いたくなったりもして
ミステリー要素も決して忘れられてはいません。
途中で貼られていた伏線も、オチでしっかり拾い上げて
あー、こうきたか、と。
最後まで観客をおちょくってます、ウッディ・アレン (^^)
ウッディとスカーレットの相性の良さが伝わってきて、それがまた心地よくて、
単純に楽しめる作品だと思います。
な~んにも考えずに、のんびりと楽しく過ごしたい時にオススメしたい作品です
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今日の天使からのメッセージはお休みします。