映画『ラビング 愛という名前のふたり』とドラマ『おっさんずラブ』

人を好きになるって素敵なことです。162.png101.png

その人のことを考えるだけで心がときめくし、
その人のことをひたすら思い続け、その人の幸せを願う。

そんな気持ちは純粋以外の何物でもない。169.png177.png178.png

そしてそんな気持ちを抱く対象に、制限や規制は不要なのよね....。

そんな当たり前のことを、改めてそう思わせてくれた映画とドラマがあります。

映画『ラビング 愛という名前のふたり』と
ドラマ『おっさんずラブ』です。

『ラビング...』は、1950年代のアメリカバージニア州を舞台に、
当時、異人種間の結婚が違法であったことに毅然と立ち向かった
白人男性と黒人女性の夫婦のストーリーです。

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夫は妻を心から愛し、妻も夫を誰よりも尊敬し、
お互いを唯一無二の存在として必要としているのに、
理不尽な法律が 2 人を困難に陥れ続けます。

ワシントン州で正式に結婚を届け出て結婚証明書まで発行してもらったのに
自分たちの故郷、バージニア州では異人種間の結婚は違法であったため (当時)
2人は逮捕されてしまいます。

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結婚しただけなのに、しかも正式に届け出もしたのに逮捕されるなんて...
到底考えられないことが、当然のこととして起きていたわけですね、当時は...。

この映画は、そんな非人間的な法律と戦い続けてきた実在のラビング夫妻の
25 年間を描いています。

こちらが実際のラビングご夫妻

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2人が受け続けた差別や困難は、あまりにも理不尽なので
映画を観ていて苦しくなりますが、そんな中でも、
夫が妻へ贈リ続ける「愛」の深さに心が震えます。

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エンドロールで実際のご夫婦のある写真が出てくるのですが、
その写真のエピソードが映画のストーリー内に組み込まれていたので、
スクリーンに出てきた途端、涙腺崩壊でした。145.png145.png145.png

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マイケル・シャノンがチョイ役で出ていますが、とってもいいシーンになっています。

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マイケル・シャノンは好きな俳優なので、これはいいキャスティングだーと
一人ほくそ笑んでしまいました...106.png


愛は人を選ばない。

ただ、その人を好きになって、そこに愛が生まれるだけ。

相手が白人だろうが有色人種だろうが、関係ない。

そんな当たり前のことをこの映画は改めて優しく静かに教えてくれます。

そして、人種だけでなく性別をも乗り越えて「人を好きになることとは...」とか「好きという感情とは...」
などを教えてくれたのが、先日最終回を迎えたドラマ『おっさんずラブ』です。

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公式サイトはここです。


このドラマは同性同士の恋愛を扱ってはいるものの、LGBT を全面に打ち出すことなく、
人が人を好きになっていく過程や気持ちを、嫌味なくごくごく自然に、
そして、かなりコミカルに描いているところが
従来の LGBT をテーマにした映画やドラマと大きく異なっています。

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このドラマが素晴らしいのは、男性同士の恋愛という部分にフォーカスするのではなく、
あくまで「人を好きになる気持ち」を中心に展開しているところです。

人を好きになるのに人種はもちろん、性別さえも関係ないんだなぁ...と改めて強く思いました。

いや、関係あるだろ、それ、ふつーは...

という声が世間では大半かもしれません。
実際、このドラマの主人公である春田 (田中圭) も、物語の最初でそう語っています。

でも、物語の進行と同時に、人を思う気持ちの深さがいろんな形で表現されて
その中で春田の気持ちや考え方も、変わっていきます。

その変化の仕方がとてもナチュラルで、不自然さを感じる部分がないのが
このドラマの秀逸な点なんですね~。

主役の田中圭さんって、こんなに演技が上手だったんだ~って
正直びっくり 101.png

大した期待もせず観始めたドラマだったけど、一回目からドッぶりとのめり込めたのは
田中圭さんの規格外の演技力、そしてテンポ良い演出と、
絶妙なセリフがポンポン飛び出てくる脚本が作り出した魅力が
予想以上に響いたからですね~。

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吉田鋼太郎さんの乙女ぶり、林遣都さんの繊細な演技に毎回、ドキドキしていました。

この映画とドラマから伝わってきたのは、
人を好きになる気持ちは純粋なものであり、理屈で説明できるものでもなく、
その気持は誰にも止められないし、
ましてや法律などで規制や制限されるものでもない...ということです。101.png162.png177.png


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改めてその真理に気が付かされた気がします。

こうやって映画やドラマが伝えてくれるメッセージが
少しずつでもいいから、社会に浸透してくれるといいな...と思います。

(あ、でも不倫はダメ、絶対!) 144.png



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by keiko-cako | 2018-06-24 19:29 | 映画・ドラマ・本 | Trackback | Comments(0)
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