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カテゴリ:映画・ドラマ・本( 55 )

『あなたの名前を呼べたなら』インド・フランス合作の映画です。

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先日、映画館で観てきました。

単館上映だし、席はすぐに取れるよね~123.png

...と高をくくって、予約もせず、映画館に飛び込んだところ、
残っていた席は、4つのみでした。150.png

慌ててチケットを買って中に入ったら、
ほどなくして「満席です」のアナウンスが流れ、
ふぅ~、危なかったぁ~ 105.png

公式サイトは ここです。

トレイラーはコチラ↓






主人公は、農村出身で夫を亡くした女性ラトナ。

インドの商業大都市ムンバイに住む裕福な新婚家庭に、
住み込みメイドとして働く予定だったのに、
「旦那様」の婚約者が浮気をしたため破談となり、
ラトナは傷心の「旦那様」の身の回りのお世話をすることに。



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二人の日常が淡々と描かれています。


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ただ、そこはやっぱりインド。

身分制度や、私たち日本人には理解できない因習やしがらみが、
あちこちに滲み出てきます。

たとえば....

ラトナは「未亡人」だから、自分の妹の結婚式にも出席を許されない...とか

メイドだから床でご飯を食べなくちゃいけない...とか

ブティックにも入ってはいけない...とか、とか、とか...。

そんな不条理な風習や文化に押しつぶされそうになりながらも、
静かに育まれていくラトナと「旦那様」の「想い」は、とてもピュアです。

しかも、ラトナは、そんな理不尽な因習や差別を受け入れつつも、
自分の夢を諦めないで、前に進んでいく、という強さも持ち合わせている女性です。


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ロヘナ・ゲラ監督の初監督作品です。

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監督自身も裕福な家庭に育ち、メイドさんがいて、
とてもいい関係だったそうです。

ただ、常に違和感があり、壁を感じていた...そうです。

メイドさんは自分と仲良くしてくれるけど、
決してコチラ側には入ってこない。

そんな思いをこの映画に託したのでしょうか。

現代インドの見えない部分が静かな形で描かれているので
ある意味、勉強になります。


でもね、でもね、この映画のハイライトは、なんといってもラストシーン!

このラストシーンで、私の胸はもう張り裂けんばかりに切なくなって、
年甲斐もなくキュンキュンしちゃいましたよ~ 103.png110.png162.png162.png

あー、こう来たかぁ~って。

観てよかった!と思える、とてもいい映画でした。

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by keiko-cako | 2019-08-14 08:55 | 映画・ドラマ・本 | Comments(0)

エイジングムービー

歳を重ねることで失うものがいろいろとあります。

体力、肌の艶とかハリ、黒髪、視力、基礎代謝量、などなど...。

一方で、歳を重ねてきたことで得るものもあります。

社会人としての経験値や知識、家族や友人たちとの絆の深さ、出会った人や物事の数、などなど。

(あ、中性脂肪も不本意ながらゲットしちゃっていますね...😫)

「若さ」は、それだけで特権になることもあるけれど、
個人的には若い頃よりも歳を重ねている今がいいな、と思っています。

そして、つくづく、あー、歳を重ねてきてよかったなぁ~と思うことの一つに、
「映画への思い」があります。

若い頃に観た映画で、
当時は理解できなかった、感動するほどじゃなかった、期待はずれだったなぁ...
という作品がいくつかあります。

でも、それらを、かなりの年月を経て、観直してみると

あの頃はわかり得なかった登場人物の気持ちや、
作品が伝えようとしているメッセージなどが、
ストンと心に入ってきて、予想もしなかった感動が生まれたりします。

これはやはり、歳を重ねてきたがゆえの「ストン」だと思うのです。

その「ストン」の瞬間、私はとっても嬉しくなって、
何だか得したような気分になります。

映画は、観る側の気持ちや状況を反映するので、
このようなことは、特段レアなことではないし、
誰にでも当てはまる現象だと思います。

でも、そんな瞬間が訪れたときは、
ただただ、素直に嬉しいな、と思います。

映画っていいな、この映画に出会えてよかった、
この映画の良さがわかるまでに歳を重ねてきて良かったな、と素直に思います。

そんな感動をくれた映画は、決して数多くはありません。

たとえば...

『フィールド・オブ・ドリームス』


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この映画については、ここに書いています。




『リバー・ランズ・スルー・イット』


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若い時に観たときには、この映画の良さが全くわからず
ただただ、退屈なだけでした。

でも、年齢を重ねてから再度、観たときには、
この映画の美しさ、この作品から出てくるメッセージが静かに伝わってきて、
心地よい感動に酔いしれました。

ロバート・レッドフォード監督、さすがです!
そして、ブラッド・ピットのなんと美しいこと。

私が最初に観たブラッド・ピットは、「テルマ アンド ルイーズ」のチャラい兄ちゃんだったせいか
「リバー・ランズ・スルー・イット」を最初に観た時に
えー、なんか似合わない~、なんて勝手な思い込みを抱いてしまったのでしょう。

それがこの映画の本質から遠ざけていたように思います。

今、こうしてこの映画の魅力に触れることができるようになって
良かったなぁ~、という幸福感で満たされています。

ちなみに、ブラピはチャラい役がとっても上手い!

「テルマ アンド ルイーズ」もそうだけど、
「バーン・アフター・リーディング」での
おバカな筋肉オタクも、彼ならではの演技力で魅せてくれます!104.png


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骨太な役のブラピもいいけど、
やっぱりこういうチャラい役こそ、彼の魅力が楽しめるのではないかと思っています。

でも、もう彼も、それなりに年齢を重ねてきているわけで
もうそんな役はムリなのかな...105.png



『ニュー・シネマ・パラダイス』


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この映画については、ここに書いています。




最近、エイジイング ビーフ (aging beef) などの熟成フード (ある程度の期間保存することで、食味や食感を変化させた食品) がブームですが、これはまさに「エイジング ムービー」ってとこでしょうか。

とりあえず、3作を挙げてみましたが、
このエイジングムービーはこれからも増えていきそうです。

昔、苦手だった映画をもう一度観てみる...
どんな発見が出てくるのか....

ワクワクしますね。101.png169.png

皆さんの「エイジング ムービー」はどんな作品でしょうか。

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by keiko-cako | 2019-07-24 09:14 | 映画・ドラマ・本 | Comments(4)

映画 『アマンダと僕』

ずっと気になっていたフランス映画『アマンダと僕』を
先日、ようやく観てきました。

まだ上映中だし、7月以降は全国でも上映されるようなので
ネタバレしない程度に、この映画を語ろうと思います。


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トレイラーはコチラ ⇓






パリに住む青年ダヴィット、姉のサンドリーヌ、その娘 (ダヴィットの姪っ子) のアマンダ。

3 人の、平凡だけど穏やかな日常が淡々と流れていきます。

フランス映画らしく、初夏のパリの映像はどれも美しく、
まるで何枚もの絵葉書をめくっているかのようです。

サンドリーヌとアマンダが住むアパートの部屋も、決して裕福ではないはずなのに、
彩り豊かなインテリアが目を引くし、
窓の向こうに広がるパリの街並みも、この映画の心躍るエッセンスとなっています。

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でも、そんな「日常」がある瞬間、突然、壊されてしまいます。

予想もしなかった「非日常」が否が応でものしかかってくる。

苦しい、辛い、止まらない喪失感、この現実から逃げたい...

でも、それでも前に進まなくちゃいけない、どうやって...?

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この映画のメッセージは、この『非日常』が日常化した瞬間から
始まったように感じました。

映画の前半が少し冗長的にも感じられたのも、もしかしたら、
後半に展開されるストーリーを際立たせるための演出効果によるものかもしれません。

映画の中で起こったことは、決して「日常的なこと」ではないし、
平たく言えば「特殊な」ことです。

でも、私は映画を観ながら、
これは誰にでも起こりうる事、決して他人事ではない...と、
痛感しました。


私だったらどうする?

そう自問しながら観たせいか、
登場人物たちの言葉や行動は、一つ一つ胸に突き刺さってきたし、
深く共感を覚えたりもしました。

それにしても、この監督ミカエル・アース (脚本も兼任) は
小道具の使い方が絶妙です。

エルヴィス・プレスリーとかウィンブルドンが
こんな使われ方をするなんて...と
かなり感動しました。

辛いテーマを扱っているけれど、
観終わった後は、温かな気持ちになれます。

爽やかな風がサラサラ~っと頬をなでていくかのような
そんな清涼感が残りました。

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そして、もう一つ付け加えたいことは
7 歳のアマンダを演じている女の子、イゾール・ミュルトリエちゃんの
演技が素晴らしいことです。

彼女はこれが初の映画出演、初の演技だったそうですが
とてもそうとは思えないほど、自然に、感情豊かに演じています。

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彼女の演技を見るだけでも、この映画を見る価値はあると思います。

すごい女優が誕生したもんだわ~106.png106.png177.png177.png177.png


オススメの一本です!101.png173.png
(なんか、べた褒めしていますが、私は映画配給会社とかの回し者ではないですよ~...念の為) 105.png105.png105.png

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by keiko-cako | 2019-06-24 17:45 | 映画・ドラマ・本 | Comments(2)

映画『ROMA ローマ』


『ROMA』アルフォンソ・キュアロン監督・脚本・共同製作・共同編集による米・メキシコ合作映画

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先日、授賞式が行われた 91回アカデミー賞で、
監督賞、撮影賞、外国語映画賞を受賞した作品です。

そんなにすごい作品なのに、映画館での上映はなく、
Netflix 配信のみ、ということでも話題になっています。

昨年、ヴェネチア国際映画祭で最高の賞、金獅子賞を取ったときから気になってたし、
Netflix で配信が始まると、鑑賞した映画仲間たちも、絶賛していたので
観たくてウズウズしていました。

でもね、ネトフリ配信のみ、ということだったからね...
ほぼほぼ、諦めていたのです...145.png

そしたら、つい先日、
イオンシネマでやってるらしい!
という情報が入ってきまして!

即、調べたところ、
上映期間が 3月13日まで、ということだったので、
ひえ~、明日やん! 明日で終わっちゃうやん!144.png150.png144.png

ということで、13日の夜、仕事をソッコーで終わらせて
慌てて映画館へ駆け込み、観てきたのでした!105.png

素晴らしかった!177.png177.png177.png177.png177.png

トレイラーはこちら




オープニング映像のなんと美しいこと!

タイルの上を流れていく水と、ブラシをこする音が微かに聞こえてくるだけ、
というシンプルな映像が、これから始まる物語を饒舌に語っているかのようで、
この時点ですでに、心を奪われてしまいました。

そして、このオープニングに呼応するかのようなラストの映像には、
もうお見事!というしかありません。

あ~、これこそ、「映画」!
これぞ「映画」! なんだ...と痛感させられました。

登場人物にセリフを言わせなくても、物語を語ることができる。

映像がいろんな話や感情を伝えてくれる。

まさに「映画」なのですね。

ストーリー自体は地味です。

メキシコに住む、とある中流家庭とその家政婦の日常が
淡々と描かれています。

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寝落ちする人がいても不思議じゃない...と思います。

実際、私の右斜め前のおじさんは、完全に寝てたし...105.png

でも、この映画には
「映画」の大切な要素がたくさん、たくさん詰まっています。

映画製作を夢見る若者たちに、ぜひ観てほしい。

女性って強い。
自分の体を張って、新しい命を育む女性には
やっぱりそこはかとない力が備わっているのね...。

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これは、アルフォンソ・キュアロン監督が
女性たちを敬愛し、賛辞を送り、そして心から彼女たちを応援している、
そんな香りがあちこちに散りばめられた映画なんだ...と感じました。

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女性は共感できる部分が多いのではないかなぁ。

一部の映画館では上映が終了していますが、
これから上映する映画館がまだあります。101.png

⇩ をチェックしてみてくださいね。



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by keiko-cako | 2019-03-15 11:40 | 映画・ドラマ・本 | Comments(4)

映画『ビールストリートの恋人たち』

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トレイラーはこちら ↓




映画にオーラがあるなんて知りませんでした。

まさか、スクリーンから「気」を感じる事があるなんて、
予想もしていませんでした。

この映画は、まさにそれでした。

映画冒頭、主人公の 2人が歩いているシーンで、
彼女が彼につぶやく一言、それに答える彼の一言

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そのシーンを見た瞬間、
スクリーンから湧き出てくる「何か」に魅せられてしまいました。

それが、映画のオーラなのか、「気」なのかはわからないけど、
この映画の上映中ずっと、不思議な空気にまとわれて鑑賞することとなりました。


それは単に、演者たちの素晴らしい演技力によるものだけではなく、
監督が意図する光や色の使い方、そして弦楽器による心地よい音楽などが輻輳することで
良い具合に化学反応を起こして、結果、その「オーラ」を創り出しているのではないか...
と思います。

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黒人である、という理由だけで、冤罪でつかまってしまう...
という辛いストーリーなのに、
どこかさっぱりしていて、透明感すら感じられる映画でした。


母親役のレジーナ・キングの存在感は圧倒的でした。

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表情、仕草、視線、彼女の動き 1 つ 1 つが熱を帯びていて
それがヒリヒリと伝わってきました。


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なんてすごい女優なんだろう...と思っていたら、
あ、やっぱり~!

アカデミー助演女優賞を受賞しちゃいましたね。101.png177.png

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納得、納得、そうだよね、そうだよね~...と
一人で頷いてました (笑)

「ムーンライト」でアカデミー作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス監督の作品だけど
私は個人的には、「ムーンライト」よりこっちの方が好みだなぁ。

この映画、何故か日本ではマイナー扱いのようで、上映館数も少ないんだけど、
もしかしたら、このアカデミー賞受賞のおかげで増えるかも...。

多くの人に観てほしいな、と思います。101.png

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by keiko-cako | 2019-02-28 18:02 | 映画・ドラマ・本 | Comments(2)

映画『メリー・ポピンズ リターンズ』

主演は、今、ガンガン勢いのあるエミリー・ブラントです。


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トレイラーはこちら ⇩




さっそく観てきました!177.png


大好きなベン・ウィショーが出る、とわかったときから

公開されるのを心待ちにしてたのよね~162.png106.png


オープ二ング映像がスクリーンに広がったその瞬間から
もうワクワクが始まりました!

そして、いよいよ、メリー・ポピンズの登場!

そのシーンは胸がざわざわしました~!

そうそう、これだよね、これがメリー・ポピンズよね~!って。106.png169.png177.png


「メリー・ポピンズ」といえば、ジュリー・アンドリュース主演の有名な映画です。

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チムチムチェリー (Chim Chim Cher-ee) の歌も有名ですね。

子供のときには、よく口ずさんでいたものです169.png


今回の『メリー・ポピンズ リターンズ』は、
ジュリー・アンドリュース版メリー・ポピンズの後継ストーリーです。
あれから、25 年経ちましたよ...という話だけど、映画としては全くの別物になっています。

ふんわりイメージのジュリー・ポピンズに対して、エミリー・ポピンズは、ツンデレです(笑)


でも、そのツンとデレのメリハリが、逆に気持ちがいい、というか

変に子供に媚びてなくて良さげ。😃


ファンタジーとミュージカルがいい感じでミックスされて、どの場面も楽しさ満開です。🌟💫🌈


画面いっぱいに広がっていくムーブメント、

アニメーションとの融合、

天国のような美しい彩り、などなど、映像の美しさは天下一品です。


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極めつけは、メリル・ストリープ!


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どんな役でも自分のものにしてしまう大女優だけど、

いやいや、ここまでやるなんて...と、もう大脱帽です。


すごい女優です~😁


ベン・ウィショー、素敵!
子どもたちも、みんな可愛くて
そして、うー!コリン・ファースめ!(笑)😅

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楽しい場面が繰り広げられる一方で、心に響くセリフも登場します。


妻を亡くしたことを悲嘆する父親 (ベン・ウィショー) に、

末っ子の息子は

「ママは消えてないよ。僕たちの前にいないだけで、ママは永遠にいるんだよ」

と言葉を紡ぎます。


とてもいいシーンだなぁ。

ホロリ...。

涙腺が緩んでしまいました...。145.png


前半はファンタジー色いっぱいだけど、

後半はドキドキ、ハラハラ感も楽しめる、という仕組みになっています。


そしてラストのシーンは、本当に素敵です。



今さらながらだけど、ディズニーって、ハッピーな気持ちにさせるのが本当に上手い!


上映終了後のシアター内では、
「面白かったね~!」
「泣いちゃったよ~」
「また観に来よう!」
という感想があちこちから聞こえてきました。


大人も子供も、み~んなが楽しめる映画です。


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Off We Go! 😄🎈



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by keiko-cako | 2019-02-09 08:16 | 映画・ドラマ・本 | Comments(6)

2018 年もいよいよ今日で終わります。

新旧作含めて、今年もいろんな映画を観ましたが、

私の 2018年最後の投稿は、この作品を語ることで締めくくりたいと思います。

料理じゃなくて映画トピック...というのは愛嬌で...105.png


『ニュー・シネマ・パラダイス』1988年 イタリア映画


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あまりにも有名な作品なので、今さら語るのは、無粋かもしれません。

でも、何度観ても、いつ観ても感動で胸が震えます。




開け放たれた窓から心地よさそうな風が流れ、
真っ青な海をバックに美しい色のレモンが映し出されていくオープニング映像。


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これだけで、舞台がシチリアであることを雄弁に伝えてくれます。


そして、一本の電話から始まっていくストーリー。


一体どんな物語が展開していくんだろう、と
こちらの期待感を掻き立ててくれます。


現代に生きる主人公が、電話をきっかけに自分の幼かった頃へと、回想を始めます。

と、同時に、スクリーンのこちらにいる私も、その回想の旅へと誘われていくのです。


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戦争に行ったきり戻ってこない父親。


主人公の男の子トトは、情緒不安定な母親と幼い妹の3人暮らし。


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そんなトトを大きな愛で包んで接してくれた映画技師アルフレード


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キスシーンが削除された数々の映画

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それを嘆く村の人々

それでも映画を楽しみにやって来るみんなの笑顔


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当時のフィルム映画の状況

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美しいエレナとの初恋


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何度も観ているにもかかわらず、どのシーンを切り取っても
甘く切ない気持ちになります。


そして、大人になって、ローマへと向かうサルヴァトーレ (トト) に送るアルフレードの言葉。


「ここにいてはいけない。外に出て自分の道を探すんだ。
そして、ここに帰ってくるな。手紙も出すな」

「人生はお前が観てきた映画とは違う、もっと困難なものだ」


サルヴァトーレの肩を強く揺さぶりながら、力強く主張するアルフレード。


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この村でしか生きてこなかったアルフレードだからこそ、
そして、トトを愛するがゆえの説得力のある言葉です。


「人生とは」「家族とは」「故郷とは」
そんな思いを詰め込んだシーンは、観るたびに息を呑んでしまいます。


ラストで、

アルフレードが残してくれた映像を観ているときのサルヴァトーレの表情が素晴らしい。


何度観ても、このシーンで涙があふれてきます。


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そして、この映画の大きなもう一つの魅力が音楽です。


映画のエッセンスを最大に引き出して、

演出してくれるモリコーネの音楽。169.png


このメロディーを聞くだけで、

私の涙腺は簡単に崩壊します。145.png145.png145.png





映画愛がぎっしりと詰まったこの映画169.png


永遠の名作ですね。162.png162.png162.png


皆様、良いお年をお迎えください。


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by keiko-cako | 2018-12-31 12:57 | 映画・ドラマ・本 | Comments(2)

『グッド・ライ ~いちばん優しい嘘~』2014年 アメリカ映画

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リース・ウィザースプーン主演ということ以外の予備情報一切なしで観ました。

リース・ウィザースプーンだから楽しそう~と、ライトな気持ちで観始めたのですが、
いやいやいや....観始めてものの数十分で、こりゃ、深いテーマだぞ...と、
観ている途中で思わず姿勢を正してしまいました(笑)

スーダン内戦で難民となり、命がけで生き延びてアメリカに移住してきた若者たちと、
彼らに仕事を斡旋する職業サポートのリース・ウィザースプーンとの交流を描いています。

実話ベースです。

トレイラーはこちら。




前半はスーダンから逃れてケニアを目指して、
1000 キロも歩いて移動する若者たちの話なのですが、
これが実に凄まじいのです。

日本人からはとても想像もできないような現実が、
彼らには日常として起きていることがとても衝撃的でした。

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粗悪な状況の中で、彼らの目的は「生きる」こと。

生きるには水分が必要、食料が必要。
でも、それさえもアフリカの荒野では手に入れることが困難。

でも彼らはいろんな知恵を絞って、生き延びていきます。

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う~ん...150.png
そ、そこまでやるのか....と、もう言葉が出ない衝撃的なシーンも。140.png

でもね、こんなに恐ろしくひどい目に遭ってきた彼らだけど、
心がとても純粋で清らかです。173.png

アメリカという文明大国にやって来て、見るもの触るものの殆どが初めてのものばかり。

部屋には電気が付いていて、
電話が鳴っても、それが何なのかも知らないし、冷蔵庫も使い方がわからない。


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嘘はいけないこと、と固く信じている彼らは、
アメリカで生活していく中で、いろんな嘘や欺瞞に触れていきます。

そして、この映画のもう一つの見どころは、
リース・ウィザースプーン演じる女性が彼らから受ける影響、変化が後半で活きていて、
それはこの重いテーマである映画の一筋の光にもなっていることです。

タイトルとなっている「グッドライ - 優しい嘘」

それは最後でわかります。

ああ、そうだね、こんなに愛にあふれる嘘もあるんだね...と胸が詰まりました。

ちなみに、出演しているアフリカの少年たちは、実際のスーダン難民だったそうです。

ピザを初めて食べるシーンでの彼らの笑顔は素敵です。

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アメリカの文明社会で過ぎていく日々の中、
彼らが牛に触れたい、という気持ちはとても自然だったんだと思います。

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動物がそばにいて、一緒に生活することは、
彼らにとってごくごく当たり前の日常なのでしょうね。

恥ずかしながら、この映画でスーダン内線のこと、
スーダンの人たちがどんな状況にあったのか、ということを知りました。

こういう映画は小中学校でも上映して、子どもたちにも観てほしいなぁ、
と思います。

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今日の天使からのメッセージはこちら⇩


天使からのメッセージ
by keiko-cako | 2018-12-14 10:28 | 映画・ドラマ・本 | Comments(0)

『カメラを止めるな!』

今、巷で話題沸騰中の映画『カメラを止めるな!』を観てきました。

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どういうストーリーかというと...
映画制作チームが山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影しているうちに
本物のゾンビが出てきて...云々カンヌン...
という内容なのですけどね...105.png


そもそも私は、ホラー、ゾンビ、血しぶき、スプラッターなどは
大の苦手なので、この映画、ハナっから観る気なぞありませんでした。

ただ、この映画、低予算のインディペンデント映画で、公開も当初はたったの2館での上映だったのですが、
あまりの面白さに、じわじわと口コミで拡がり、今や全国レベルのメジャーシアターで上映されるまでに成長したのです。

そこんとこが、私の琴線に触れて、うーん、これは観たいかも...と思い始めたところ
映画仲間たちからも、これはもう最高に面白い!観なきゃ損!
という評判がちらほら来るようになり、

うーむ、どうなのよ...どうするよ、私...116.png117.png
...と、1 ミリ程度の逡巡を経て、昨日、ついに鑑賞してきた、というわけです。

でね、結論から言うとですね...

これはね、観て大正解!でした~。106.png106.png106.png

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で、何がどう面白いのかをここに書きたいのですが、
どんなシーンを語ってもネタバレになるのです....。

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それゆえ、多くは話せない...というか、何も話せないのですが、
とにかく、これは観た方がいいよ!とだけは声を大にして言いたい~。101.png

大型シアターでの鑑賞だったのですが、客席はほぼ満席。

終了後もみんな、満足感たっぷりの表情で、

いやぁ、面白かった~
何あれ~、まさか、ああなるとはねぇ~

などと、満足げな感想もあちこちから耳に入ってきて

うんうん、そうだよね、そうだよね、面白かったよねぇ!
と、映画の醍醐味を思う存分味うことができた私も、
同じ思いを共有しながら映画館を出たのでした。

低予算のインディペンデント映画ゆえ、メジャーな俳優女優は誰一人出ていませんが、
個性的で味のある演者さんたちが何人もいました。

中でも、「しゅはまはるみ」さんという女優さん、とても魅力的でした~101.png


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板谷由夏サンと鈴木京香サンを足して 2 で割ったような感じかな。

実はこの「しゅはまはるみ」さん、昔の TBC エステの CM に出ていたそうです。

あの、ナオミよ~、の CM(笑) 、懐かしい~169.png

ビフォアのナオミ役ですね。





この映画を観たら、猛暑も吹き飛んで行くのは間違いなし!

最高の映画です!

ただし、できるだけ予備情報を入れずに観ること、
そして、必ず最後の最後まで観ることをオススメします~104.png


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by keiko-cako | 2018-08-06 17:13 | 映画・ドラマ・本 | Comments(0)

人を好きになるって素敵なことです。162.png101.png

その人のことを考えるだけで心がときめくし、
その人のことをひたすら思い続け、その人の幸せを願う。

そんな気持ちは純粋以外の何物でもない。169.png177.png178.png

そしてそんな気持ちを抱く対象に、制限や規制は不要なのよね....。

そんな当たり前のことを、改めてそう思わせてくれた映画とドラマがあります。

映画『ラビング 愛という名前のふたり』と
ドラマ『おっさんずラブ』です。

『ラビング...』は、1950年代のアメリカバージニア州を舞台に、
当時、異人種間の結婚が違法であったことに毅然と立ち向かった
白人男性と黒人女性の夫婦のストーリーです。

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夫は妻を心から愛し、妻も夫を誰よりも尊敬し、
お互いを唯一無二の存在として必要としているのに、
理不尽な法律が 2 人を困難に陥れ続けます。

ワシントン州で正式に結婚を届け出て結婚証明書まで発行してもらったのに
自分たちの故郷、バージニア州では異人種間の結婚は違法であったため (当時)
2人は逮捕されてしまいます。

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結婚しただけなのに、しかも正式に届け出もしたのに逮捕されるなんて...
到底考えられないことが、当然のこととして起きていたわけですね、当時は...。

この映画は、そんな非人間的な法律と戦い続けてきた実在のラビング夫妻の
25 年間を描いています。

こちらが実際のラビングご夫妻

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2人が受け続けた差別や困難は、あまりにも理不尽なので
映画を観ていて苦しくなりますが、そんな中でも、
夫が妻へ贈リ続ける「愛」の深さに心が震えます。

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エンドロールで実際のご夫婦のある写真が出てくるのですが、
その写真のエピソードが映画のストーリー内に組み込まれていたので、
スクリーンに出てきた途端、涙腺崩壊でした。145.png145.png145.png

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マイケル・シャノンがチョイ役で出ていますが、とってもいいシーンになっています。

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マイケル・シャノンは好きな俳優なので、これはいいキャスティングだーと
一人ほくそ笑んでしまいました...106.png


愛は人を選ばない。

ただ、その人を好きになって、そこに愛が生まれるだけ。

相手が白人だろうが有色人種だろうが、関係ない。

そんな当たり前のことをこの映画は改めて優しく静かに教えてくれます。

そして、人種だけでなく性別をも乗り越えて「人を好きになることとは...」とか「好きという感情とは...」
などを教えてくれたのが、先日最終回を迎えたドラマ『おっさんずラブ』です。

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公式サイトはここです。


このドラマは同性同士の恋愛を扱ってはいるものの、LGBT を全面に打ち出すことなく、
人が人を好きになっていく過程や気持ちを、嫌味なくごくごく自然に、
そして、かなりコミカルに描いているところが
従来の LGBT をテーマにした映画やドラマと大きく異なっています。

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このドラマが素晴らしいのは、男性同士の恋愛という部分にフォーカスするのではなく、
あくまで「人を好きになる気持ち」を中心に展開しているところです。

人を好きになるのに人種はもちろん、性別さえも関係ないんだなぁ...と改めて強く思いました。

いや、関係あるだろ、それ、ふつーは...

という声が世間では大半かもしれません。
実際、このドラマの主人公である春田 (田中圭) も、物語の最初でそう語っています。

でも、物語の進行と同時に、人を思う気持ちの深さがいろんな形で表現されて
その中で春田の気持ちや考え方も、変わっていきます。

その変化の仕方がとてもナチュラルで、不自然さを感じる部分がないのが
このドラマの秀逸な点なんですね~。

主役の田中圭さんって、こんなに演技が上手だったんだ~って
正直びっくり 101.png

大した期待もせず観始めたドラマだったけど、一回目からドッぶりとのめり込めたのは
田中圭さんの規格外の演技力、そしてテンポ良い演出と、
絶妙なセリフがポンポン飛び出てくる脚本が作り出した魅力が
予想以上に響いたからですね~。

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吉田鋼太郎さんの乙女ぶり、林遣都さんの繊細な演技に毎回、ドキドキしていました。

この映画とドラマから伝わってきたのは、
人を好きになる気持ちは純粋なものであり、理屈で説明できるものでもなく、
その気持は誰にも止められないし、
ましてや法律などで規制や制限されるものでもない...ということです。101.png162.png177.png


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改めてその真理に気が付かされた気がします。

こうやって映画やドラマが伝えてくれるメッセージが
少しずつでもいいから、社会に浸透してくれるといいな...と思います。

(あ、でも不倫はダメ、絶対!) 144.png



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by keiko-cako | 2018-06-24 19:29 | 映画・ドラマ・本 | Comments(0)