カテゴリ:映画・ドラマ・本( 44 )

ヴィヴィアン・リーの話をしましょう。

皆さんが一番最初に好きになった俳優、女優はどなたですか?

私は、映画好きだった母の影響で、物心ついた頃からいろんな映画を観てましたが、
「風と共に去りぬ」のヴィヴィアン・リーを最初に観たときに、胸がときめいたのを覚えています。


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なんて美しい人なんだろうって。

小学2年生ぐらいの頃かなぁ。

テレビで観たのですが、子供のくせにあんな長編を飽きもせず、
ずっとテレビの前で体操座りをして観てました(笑)

以来、ずっとヴィヴィアン・リーが好きで、中学生になってからは、
映画館で「風と共に去りぬ」が上映されるたびに観に行ってました。

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222 分、3時間42分という長編、しかも前編と後編の間に休憩も入るので
一回観るだけで半日が終わります。

当時の映画館は今みたいな入れ替え制じゃなかったので
朝、映画館に入って、2 回続けて観て映画館を出たら、
外はもう夕方だった...という感じでした。105.png

ヒロインのスカーレット・オハラは、自尊心が高く自信にあふれていて、ワガママで高慢な女性。

友だちには決してなりたくないタイプなんだけど
どんな困難が来ても決してくじけず、大地に足をつけて歩き続けるたくましさと強さは
子供心にも強く響いてきて、憧れたものでした。

大人になってから「風と共に去りぬ」の原作も読みましたが、
まさにヴィヴィアン・リーはスカーレット・オハラそのものだと思いました。

そして、この「哀愁」です。

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これは、第 2 次世界大戦中に運命的な出会いをする男女の悲恋物語です。

ヒロインのバレリーナを演じるヴィヴィアン・リーは、華奢で可憐で、現実離れをしているかのような美しさです。

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現実の中で自分を信じて力強く生き抜くスカーレット・オハラとは全く別の美しさで、
特に横顔の美しさはため息が出るほど可憐です。

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あのスカーレット・オハラを演じた同じ女優とは思えない程
全く別の女性になっている...
それはまさしく、悲恋のヒロインを見事に表現している美しさなのですね。

相手役のロバート・テイラーも端正な顔立ちと渋い声で、まさに美男美女の図。

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2人の繊細な演技力で、この映画のテーマを私たちに伝えてくれます。

人を想い続ける純粋な気持ち、「戦争」によって運命を狂わされてしまう人生。

いわゆる「悲恋」もので、ストーリーは想定内なのですが、
この映画の素晴らしいところは、いろんな場面の解釈を観客側の想像力に委ねていて、
それがこの映画の品性を生み出していることだと思います。

いわゆる「性的な出来事」についても、
昨今の映画のように映像でそのままストレートに表現するのではなく、
俳優女優の表情や間接的なセリフとシーン (場面) によって表現しています。

オブラートに包まれた演技と演出でも、何が起きたのか、
その時どんな気持ちだったのか...ということを、
あえて映像表現しなくても、観ている側には十分に伝わってきます。

このような演出は、当時の映画事情とか時代的常識によるものかも知れません。

これを「古い」とか「物足りない」という人もいるでしょう。

でも、私は逆に、これこそが演出の力なのだと思います。

1940年製作なので、もう70年以上も前の作品ですが
この映画が伝えてくれる美しさと哀しみは、全く古さを感じさせません。

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「哀愁」という邦題も素晴らしい。

今だったら、原題の「Waterloo Bridge」をそのまま「ウォーターブリッジで」とかってやっちゃう感じかなぁ...109.png

ヴィヴィアン・リー演じるヒロインのあまりに純粋すぎる心に胸が痛くなり、涙が流れます。


蛇足ですが、映画の中で出てくるお守りがビリケンだったのは、チョイビックリ!

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ビリケンって大阪のものだと思っていたけど違うんですね...(笑)

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『日の名残り』1993年 イギリス映画

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去年、ノーベル賞文学賞を受賞した作家カズオ・イシグロ氏の小説「日の名残り」を原作とした映画です。

実は、カズオ・イシグロ原作本ということ以外の予備知識ゼロで見たのですが、
観終わった後の気持ちは、とても複雑でした。

と言っても、そこに悪い意味は含みません。

結論から言えば、とても感動したし、とても好きな映画となりました。

観終わった後に、ジワジワと感動が静かに押し寄せてきて、
それは時間が経つにつれて大きくなるほどでした。

複雑な気持ちになったのは、この映画から伝わってくるものが、あまりにも繊細で切なくて、
それを言葉で表現するのがおこがましいような気持ちになり、
どうやってこの映画への想いを整理したらいいのだろう...と戸惑ったからだと思います。

第一次世界大戦後のイギリスを背景に、
イギリス政界の名士ダーリントン卿に忠実に仕える執事スティーブンスをアンソニー・ホプキンスが、
そして彼の下で働く女中頭ミス‥ケントンをエマ・トンプソンが演じています。

人は誰でも「公の場での自分」と「プライベートの自分」を持っていて、
それを TPO に合わせて使い分けていると思いますが、
スティーブンスにはそれがうまく機能していないようです。

どんな場面でも決して「私」「個」としての自分の気持ちを口にしない、人に見せない。

愛しい気持ちを抱く女性に対しても、そこは頑なです。

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それがスティーブンスが言うところの「一流の執事」ということなのかもしれませんが...

でもね、切なすぎる、そんな、そこまで自分を抑え込まなくても...と胸が痛くなります。

「一流の執事」「執事としての品格」にこだわるスティーブンスの人生観、生き様が
アンソニー・ホプキンスの繊細で丁寧な演技によって立体的に伝わってきて、
大変味わい深い作品になっています。

観終わってからすぐに原作本を読みました。

独特の世界観にあふれるこの本を、
上映時間 2 時間強という制限の中で可能な限りほぼ忠実に映像化していることが改めてわかりました。

あとね、翻訳が素晴らしい!

実は先日、一時帰国した息子に頼んで英語版も買ってきてもらったのですが
この英語をあんなに美しい日本語に生まれ変わらせた翻訳者の土屋政雄さんの手腕は
本当に素晴らしいです!

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「執事」という職業は英国にしかない。

これは原作にも書かれている一文ですが、この映画もそれを十分に伝えていると感じました。

スティーブンスが生きた時代の特殊性 - 第一次世界大戦後のヨーロッパ各国の在り方、ナチスドイツ台頭への対応などが背景として描かれているので、
その部分も「なるほど~、そういう動きがあったのか...」と、勉強になります。

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現在公開中の映画『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」も先日観ましたが、
内容がリンクしている部分もあるので、そこも興味深いところです。

若い頃のヒュー・グラントやクリストファー・リーヴもいいシーンを作っています。

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特に、後半でスティーブンスに「執事」としてではなく、「人間」としてどうなのだ?
と詰め寄るヒュー様とのシーンは、静かながらも緊迫感があり、見応えがあります。

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そして、物語の後半でこのタイトルの意味がジワジワと染み入ってきて
何とも切なくなります。154.png

バス停でのスティーブンスとミス・ケントンのシーンは切なくて美しい。

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観るたびに味わい深くなって、ジュワ~っと心に入ってくる名作です。

カズオ・イシグロ文学は「わたしを離さないで」も読みましたが、
彼の作品には根底に人を優しく見つめる空気が流れていますね。

テーマは重いけど、それが読み終わった後の心地よさになるのかな...。

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先日、作家の角野栄子さんが国際アンデルセン賞を受賞されました。

角野さんと言えば『魔女の宅急便』

1989年にジブリが描いたキキの世界は、今でも新鮮で観るたびにときめきます。
(ジブリ マイベスト3 に入ってる! 106.png )

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13歳のキキが新しい世界に飛び込んで自立していく姿は
大人の私が見ても学ぶところがいろいろあります。

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初めてこの作品を観たとき、
魔女って13歳で親元を離れて独り立ちしなくちゃいけないのかー。
人間よりも厳しいんだなぁ...なんて思ったけど、
実際、キキが置かれている状況は大変だと思うのです。

☆ 新しい環境での期待と不安
☆ 知らない人たちとのコミュニケーション
☆ 生活するために自分の特技 (仕事) を確立させなければならない
☆ 思うように前に進むことができないもどかしさ
☆ 挫折、スランプ...

でも、相棒のジジと一緒に「今」を一生懸命に生きようと前に進むキキに
いつの間にか周りの人たちとの繋がりができて、やがてそれは友情となり、親愛へと変わっていきます。

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いろいろあるけど、自分は一人じゃない、みんなに助けられている、支えられている
私、もう少し頑張ってみよう...。

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魔女にもスランプってあるんだ...って、ちょっと驚いたけど(笑)
キキのひたむきな姿勢がとても身近に感じられます。


私も、ちょっと元気が足りなくなってきたなぁ...と思うとき
これを見てキキエネルギーをもらってます(笑)


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キキが住む街並みの美しさやグーチョキパン屋も、この映画の見所の一つですね。

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数年前にスウェーデンのガムラスタンを訪れました
ここは、「魔女の宅急便」の舞台となった街と言われています。

うーん、でもね、なんかあんまりピンとこなかったのよね...(^^;)

確かに雰囲気は似ているけど、ちょっと、いや、かなり違うような気がしました。

実際、この作品の舞台となった場所は、ガムラスタン以外にも
同じくスウェーデンのゴットランド島のヴィスビューという街とか
クロアチアのドブロブニクとか
ポルトガルの第二の都市ポルトとかって
いくつも言われています。

それらの街のイメージを融合させたのが、キキが住む街なのでしょうね。

うちの子供たちは、物心がつくかつかないかくらいの幼いときから
この映画を何度も何度も観てきました。

娘も息子も成人して、今は海外で生活をしていますが
キキの物語は今でも2人に元気を与えてくれているようです。

キキはこの街の人たちだけでなく、
この作品を通して世界のあちこちに元気を運んでくれてるんだなぁって思います。

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原作はキキがお母さんになるところまであるんですね。

そういえば、子供の頃「小さい魔女」という童話が好きで
本がボロボロになるまで繰り返し読んでたなぁ。

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大人になってから読む童話も楽しそうです。

キキの物語、今度じっくり読んでみようっと。

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2013年制作のアメリカ映画です。
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↑のメンバー勢揃いの画像を見ているだけで、
クックックッ...と、不遜な笑いが飛び出してきちゃいます106.png

とにかく、素直に、単純に、ハチャメチャに、実に実に、面白い映画です。

トレイラーはこちら


実話ベースという要素も作品に説得力を持たせていて、それも大変興味深いのですが、
それ以上にこの映画を盛り上げているのは、やっぱり俳優陣の演技力の高さだと思います。

詐欺師クリスチャン・ベール
その愛人役のエイミー・アダムス
FBI 捜査官のブラッドリー・クーパー

この 3 人の会話が相手を畳み掛けるように、リズミカルかつ早口で繰り広げられ、
それがとても心地いい。

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スクリーンの中で繰り広げられている高度な演技合戦です!
それを観ているだけでもアドレナリン放出して、テンションアップします(笑)

クリスチャン・ベールなんて、この役のために体重増加して、こんなでっぷりオヤヂになってます。
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彼は演じる役によって体重を増減させている俳優としても有名ですが、
一体どの体型がホントのクリスチャン・ベールなのかがもうわからないくらい、
一つの人生でいろんな体になっている俳優魂の濃い英国紳士です。
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そして、何より目が奪われるのは、
クリスチャン・ベールの妻役のジェニファー・ローレンス!
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もう完全にぶっ飛んでます!(笑)

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ハチャメチャに下品でお馬鹿な女性をここまで見事に演じている彼女は
この若さでありながら、「大女優」と呼ばれても誰も文句言えないんじゃないか、
とさえ思えるほどの、ハマりぶりです177.png177.png177.png

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この役を演じていた彼女はこの時、23歳。
23歳にしてこの貫禄、この図太さ、この迫力を出せるなんて、恐るべしジェニファー!

中でも、彼女が怒りに任せながら掃除をするシーン
「007 死ぬのは奴らだ」の Live And Let Die が流れているだけで、
セリフが一切ありませんが、もう飛び抜けて面白い!
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映画は観なくてもいいから、このシーンだけでも観て!(笑)
と言いたいぐらい、このシーンは見ものです。

市長役のジェレミー・レナーも、こんな髪型になって(笑)
こんなキャラをやってますが、それがまた、いい味を出している...104.png
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シーンのすべてが楽しめて、最後の展開 (オチ) も、なるほど~、そうきたか~って。

これぞ、観客を完全に楽しませてくれる娯楽映画!
まさにエンターテイメント !!! 169.png177.png177.png177.png169.png

気分が落ち込んでいるとき、ストレスフルでむしゃくしゃしているときなどに
観ると、スカーッとします!

決してコメディじゃないし、どっちかっていうとスリリング?シリアス?
って言う感じだけど、なんでこんなに楽しいんだろう(笑)

ラッセル監督、ありがとう~って気持ちです。102.png173.png

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最近、ドイツ映画を観ることが多いな...なんでだろ~154.png

ま、それはさておき...

『グッバイ、レーニン!』です。

2003年公開のドイツ映画です。

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ベルリンの壁が崩壊した後の東ドイツを舞台としていますが
コメディーチックに描かれているせいか、重い雰囲気や悲惨な空気はまったくありません。






主人公のアレックスは、東ドイツのベルリンに住んでいるけれど、西側に傾倒している。

アレックスの母親は、東ドイツを愛してやまない熱烈な社会主義者。

アレックスが西側主義のデモに参加したことを知った母親は、
ショックのあまり心臓発作を起こして昏睡状態へ...。

母親が昏睡状態の間にベルリンの壁が崩壊。

そんな母親が奇跡的に目を覚まし、意識が回復。

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母親の意識が戻ってくれてアレックスはウレシイんだけど、困ったことが。

ベルリンの壁崩壊により、東ドイツはすっかり資本主義となり西側文化に染まっている。

街にはマクドナルドやコカコーラの看板が派手に立ち並び、至る所が華やかでカラフルな西側文化に様変わりしており、東の面影がすっかり消えてしまっている...。

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東を愛していた母親がこれを見たら、きっとあまりのショックでまた心臓発作を起こしてしまうかもしれない...

それは避けたい~!



ということで、アレックスの小細工による偽造ワールドが始まります。

母親が好きだった東ドイツ時代のピクルス

でもそんなもの、もうどこにも売ってない...
あるのは西ドイツブランドのピクルスばかり

アレックスは、骨董品のようになっていた東ドイツブランドのピクルスのラベルを剥がして
西側ブランドのピクルスの瓶に貼り直して、母親に食べさせたり...150.png

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テレビ番組はすべて西側の番組ばかり。

アレックスは友人たちに協力を求めて、東ドイツの情報ばかりを流すエセ番組をビデオにして、それを自宅のTV で流したり...150.png150.png

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母親に目隠しをして郊外に連れ出したり...150.png150.png150.png

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そんなアレックスの行動は、
えー、そこまでやるの~、ちょっとやり過ぎでは...? 149.png

と、見ていてちょっとアホらしくなるのですが、
すべては母を驚かせたくない、という気持ちからなので、
見ているこちらとしても複雑な気持ちです。

偽造ワールドの中で生活する母親と、それを作り上げているアレックスはどうなっていくのか...

この映画のその後の展開は私の想定外でしたが、
ドイツの東西統一の裏では、実際にこんなこともあったのかもしれない...と思わせてくれて、
とても興味深い内容になっています。

アレックスを演じているのは、ダニエル・ブリュール。

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渋くて骨太な役が多い彼が、こんなに若くて繊細な役をやっていて、
ちょっとお得感があります (彼の映画デビュー作?)。

観終わった後は、切なくなって、なんか不思議な気持ちになります。

ある意味とてもユニークな映画なのかも...146.png

オススメの一作です。

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ただ今、仕事でテンパっています...153.png

複数の大型プロジェクトが同時進行で動いているため
この数週間はずっと仕事に取り憑かれた状態で、
料理をゆっくり作っている時間が、ほぼありません....(>_<)

仕事の合間に、コンビニのおにぎりとかスーパーで買ってくるお惣菜を食べている...
という感じですが、これはこれで楽しんでいます。109.png

仕事が詰まっているときの息休めは、やっぱり映画鑑賞よね~♪

仕事が終わってから、夜中に DVD を観てはガス抜きをしています。

昨年、ようやく手に入れた『『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』の DVD

大好きな大好きな映画です。

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この映画が公開されたとき、ただ単純にこのタイトルに、ひどく惹かれました。

タイトルだけで、☆☆☆観たいぞ~!!!☆☆☆ 感情が爆発!でした。

「ファビュラス Fabulous」は、信じられないほどに素晴らしい、夢のように輝いている、という意味です。

その意味ははもちろんですが、その音、響きが、何故か、大好きなんです。

そういえば、叶姉妹の恭子お姉さまが好んでよく使っていらっしゃいますわね...177.png
「ファビュラスな一日をお過ごしくださいませね~」とかってね....。

う~ん、私と恭子お姉さまの感性は、まったく真逆だと思うんだけどね....(^。^;)

閑話休題...

この映画が公開された時は、結局映画館に行くことができず、
後年、DVD をレンタルして観ました。

以来、私の大好きで大切な作品の 1 つとなっています。

落ちぶれたジャズピアニスト兄弟 (ボー&ジェフ・ブリッジス兄弟) が、
新風を巻き起こそうと、女性ボーカリスト (ミシェル・ファイファー) を
加入させて成功していく、でもその行く末には....

というストーリーですが、
この映画はストーリーを追うよりも、
全編通して流れるその空気、雰囲気、セリフから溢れてくる「粋」を味わう、
という楽しみ方ができるような気がします。

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舞台は、米国シアトルのナイトクラブ

ジャズサウンドに包まれているシーンが多く、その雰囲気に浸りながら見ているせいか、
どのシーンも、どのセリフもおしゃれでかっこいい!


もうね、ミシェル・ファイファーですよ!
文句なしに魅力的でかっこいい!

登場シーンからして、ひゃぁ~、カッコイイ~という感じです。


彼女のステージシーンは何度観ても、目が釘付けになります☆

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華奢な体を真っ赤なドレスで包んで、
ピアノの上で身体をセクシーにくねらせながら歌うシーンは、本当にうっとりします。

ピアノの上で歌う、というスタイルを最初にやったのがこの映画のミシェル・ファイファーのようですが
ウン、ウン、納得。

パーフェクトです。

歌も吹き替えじゃなく、彼女自身が歌っているのですが、
それもまた上手い!




この映画は「粋」を楽しむこと、と書きましたが、
それプラス、男女の機微や「アーティスト」としての人生の切なさを、
観客に押し付けることなく描いていることも、ファビュラスなポイントです(笑)

全体的に上品で格調高い作品になっています。

かっこいいけど切ない映画です。

週末の夜に観たくなる一本です♪

お酒が好きな方は、観ていると、
きっとお酒が欲しくなることでしょう。182.png

ベイカー兄弟を演じているボー・ブリッジスとジェフ・ブリッジスは
実生活でも本当の兄弟です。

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兄弟と言っても、2人ともキャラが全く正反対で
お兄ちゃんのボーは、おっとり系
弟のジェフはやんちゃ系で、それぞれのキャラに合った役をいろんな映画やドラマで演じています。

私の中ではボー・ブリッジスは映画というよりもドラマ「ブラザーズ・アンド・シスターズ」や
「デスパレートな妻たち」での、人の良いおじちゃん...というイメージが強いなぁ。

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一方、弟のジェフは、若い頃からいろんな映画に出まくっていて、
オスカー俳優でもあり、最近では「キングスマン ゴールデンサークル」にも出ています。

「ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」は、1989 年の作品ですが
数年前に、この3人が同窓会を開いた、というニュースがありました。

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これを見ていると、一番、歳とっちゃったのがジェフ・ブリッジスのようですね~。
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ミシェル・ファイファーは相変わらず美しい~♪

今日は金曜日173.png

金曜日の夜にゆっくりと寛ぎなら映画を観たいなら
この作品はオススメです~101.png

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昨年、予告編を観たときから、絶対に観よう!と楽しみにしていた映画『否定と肯定』
ようやく観ることができました。

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ホロコーストなどなかった、ヒトラーはユダヤ人迫害に消極的だった、と主張し続けるイギリスの歴史学者アーヴィング (ティモシー・スポール)

そんなアーヴィングの主張を否定するユダヤ人教授リップシュタット (レイチェル・ワイズ)

自分の主張を否定されたアーヴィングがリップシュタットを名誉毀損で訴えたことで裁判が始まります。

この裁判は、実際のもので「アーヴィング対ペンギン・ブックス・リップシュタット事件」として知られているものなのですね。

私がこの映画で初めて知ったことが 2 つあります。

1 つ目は、ホロコーストなどなかった、という説があった、ということ。

正直、とても驚きました。

ナチス・ドイツが何をしてきたか、ユダヤ人迫害とはどういうものだったのかということは、学校でも習ったし、
子供の頃から、いろんなメディアを通じて知らされていたので、それが「ウソ」だったなんてことは 1 ミリたりとも思わなかったからです。

アーヴィングは何を持ってそんな説を唱えるのか、そこに大きな興味と疑問を持ちました。

そして、2つ目。

イギリスの司法制度では、原告ではなく訴えられた側 (被告側) が立証する責任がある、ということです。

日本や米国での裁判は、原告側 (訴える側) が被告の罪を紐解いていき、最終的に有罪へと導いていくのに対して
イギリスの裁判は、その逆なのですね。

被告であるリップシュタットが裁判に勝つためには、「ホロコーストは実在した」ことを証明しなくてはなりません。

- 明らかに実在したホロコースト
- それを示す施設や資料は存在している
- ホロコーストからの生存者たちも実在する

にも関わらず、客観的なデータを示しながら証明していかなくてはならない。

この「歴史の事実を証明する」ということが、
いかに複雑で繊細で困難であるか、ということがこの映画では、力強く描かれています。

リップシュタットの裁判チームが素晴らしい仕事をしてくれるんですよ!

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感情に流されるのではなく、一つ一つ客観的なデータを集めては検証を重ねていく...。

その作業の過程を描く映像を見ているときは、こちらも息苦しくなってきましたが
そのプロセスやアプローチには学ぶところがいろいろとありました。

レイチェル・ワイズが、不当で愚かな訴えに決して屈しない強さを見事に演じています。

レイチェル・ワイズって私の中では
「マイ・ブルーベリー・ナイツ」とか「アバウト・ア・ボーイ」などの美しくてシャキッとしたビューティー
というイメージだったのですが、この映画では、そういう「ビューティー」な部分を完全に切り捨てているのがわかりました。

それでも、美しいんだけどね...173.png

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アーヴィングを演じているのは、ティモシー・スポール。

このおじさんも、私の中では「魔法にかけられて」のマヌケな家来のイメージがあったのですが、
そのマヌケぶりが、アーヴィングという役を演じるには、とてもいい仕事になっていましたよ(笑)。

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そして、人の思想や思い込みには、計り知れない危険性があることも、この映画が教えてくれました。

観終わって思ったこと...

南京大虐殺や、今もってニュースで取り上げられることの多い韓国の従軍慰安婦問題なども
このホロコースト裁判と同じような性質を持った問題なのではないか、ということです。

実話ベースなので、いろいろと考えるところはありますが、
単純に映画としても、見ごたえ十分な作りになっています。101.png

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コリン・ファース主演の映画『シングルマン』について書こうと思いますが
その前に...

現在公開中の『キングスマン ゴールデンサークル』を観ました169.png

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シリーズ 1 の『キングスマン』もハチャメチャに面白かったけど
キングスマン 2 も思いっきり楽しいです。106.png

あ、でも、ぶっ飛び具合では、1 の方が勝っていたかなぁ。

だって頭から花火がパンパンパン~177.png177.png177.png でしたもんね~。

でも、2 の方も冒頭からリズミカルなアクションが満載で、
痛快活劇モード全開沸騰中~!で、
まったく飽きることなく映像に釘付けでした。101.png

コリン・ファース、なんであんなにかっこいいのでしょうね~。

昔からずっと気になっていた俳優ですが、
以前は何となくチリチリ頭で、どこかに緒形拳が入っている英国マン、という見方をしてましたが
「ラブ・アクチュアリー」あたりから、地味だけど心がこそばゆくなるような感じになってきました(笑)

そして、今はまさにキングスマンからのコリン・ファース祭りが
私の中で開催中なわけなのです~162.png177.png102.png

コリン・ファースの映画には珠玉作品がたくさんあるのですが
(悲しいことに、なんでこんなのに出たの...119.png122.png というような作品もあります)
中でも私が大好きなのは、 『シングルマン』です。

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言わずもがな、トム・フォードの初監督作品です。



愛するパートナー (男性) を突然失った男性 (大学教授) の一日を丁寧に
情感豊かに描いています。

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もうね、コリン・ファースが文句なしにいいのですよ!102.png172.png

人生に絶望して、自らその幕を閉じようとする心情を
表情 (特に目の表情) や背中や歩き方など、仕草一つ一つで表現しています。

その表現がまたとても丁寧で繊細なので、観る側にその心情がじわじわと来るわけです。

映画のストーリに入り込む前に、まず彼の演技に魅了されてしまいます。

大切な人がいなくなった人生に意味はあるのか?

生きる屍のような彼に関わってくる元カノがジュリアン・ムーア。

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今から死に向かって行こうと考えている教授 (コリン) とは対照的に描かれています。

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そして、絶望100% のコリンに光を与えるために送られてきたのかも?
と思わせてくれるのが、学生役のニコラス・ホルトです。

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ニコラス君177.png

「アバウト・ア・ボーイ」のあの子がこんなに大きく美しく
成長したのかぁ...と、これまた、映画のストーリーそっちのけで
近所のおばちゃん感覚で、彼を見つめてしまいます。

子役時代のニコラス君

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この映画はストーリーや俳優陣も魅力的ですが、何と言っても特徴的なのは
全編通して、オシャレである、ということです。

コリン教授が住む家も、フランク・ロイド・ライトの作品を
思い出させるし、

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「ネクタイはウィンザーノットで」などと遺書に書いたり
コリンが身につけるスーツも靴も、とってもおしゃれです。

トム・フォードだからね、当たり前っちゃァ当たり前かもしれません...177.png


トム・フォード監督の美学があちこちに散りばめられています。

舞台が60年代だからか、学生たちのファッションもどこかノスタルジックです。

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この女子大生なんかは、あの B.B (ブリジット・バルドー) を彷彿とさせます173.png179.png

BB の他にもクラウディア・シファーも入っているような気もしますが...
(クラウディアは60年代じゃないけど...(^。^;))))

ストーリー以外の部分でも楽しめる要素がアチコチに散りばめられているのも
この映画の魅力になっています。

最後のオチは、何かあっけなかったけど
観終わった後、静かな心地よさがあります。

でも...

大切な人がいなくなった人生に意味はあるのか?

この問いかけは、鑑賞後もかなり重くのしかかってきました。

いわゆる LGBT 系の映画でもあるので
好き嫌いがはっきりと分かれるかもしれません。

でも観る価値は充分にありますよ~101.png

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スカパー!

冬の5大テーマ祭り「映画」をもっと見る

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時代劇はさほど積極的には観ないのですが
この映画は 2004年の公開当時、かなり話題になり、ずっと気になっていました。

でもなかなか見る機会がなくて、10年以上も時を経て、ようやく観ることが出来ました。

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東北 (たぶん山形?) にある弱小藩の下級武士、片桐 (永瀬正敏) を主人公として、
彼を取り巻く人々との人生を描いています。

地味で朴訥ながらも自分なりの哲学と価値観をしっかりと持っていて、
それを決して崩すことのない片桐の生き方は、清廉で切ないほどに美しい。

だけど、それゆえに彼の生き方は苦しいものにもなるのですね...。
だって、この世は「汚れ」や「不条理」に満ちているから。

女中のきえ (松たか子) に対する彼の気持ちや行動にも胸を打たれます。

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かつて自分の家に奉公していたきえが、嫁ぎ先の家でひどい仕打ちを受けていることを知った片桐は
きえを助けようと行動します。

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武士としての世間体、見栄などに惑わされることはなく、ましてやひとかけらの躊躇を抱くこともなく
ただひたすら「きえを助けたい」という純粋な思いだけが彼を突き動かしています。

身分や階級、相手の肩書などではなく、「人」として心を通い合わせようとする彼の信念は潔くて尊いです。

それは、自分の妹 (田畑智子)、かつては同じ師に剣の指南を仰ぎ、共に学んだ仲間である狭間 (小澤征悦)、そしてその妻 (高島礼子) に対しても同じです。

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人としてどう行動するのが「正しい」のか、いろんな意味で考えさせられます。

映画の最後の展開で、「隠し剣 鬼の爪」の正体がわかったときには、
思わず「ひゃぁ~~」と叫んでしまいました(笑)105.png


松たか子が控えめで素朴な女中を好演しています。
彼女は台詞回しが本当に上手い女優さんですね。

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そして、緒形拳。

悪どい家老を演じていますが、本当に憎たらしいです(笑)
素晴らしい俳優だったなぁ...と改めて思いました。

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シリアスな内容なのに、ところどころコメディチックな演出が施されているのは、
山田洋次 監督・脚本のなせる技でしょうか。

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いやぁ~、いい映画を観たなぁ~101.png という思いです。

期待を裏切ることのない良い映画でした。

原作は藤沢周平の「隠し剣」シリーズで、短編だし、
こちらも読んでみようと思います。

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2010年 『リメンバー・ミー』

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何の予備知識もなく、たまたま手にとってみて、
何となく観ようかな~と思って見た作品でしたが、とてもとても心に深く染み入る映画でした。

この数年間、観た映画の中でもマイベスト 3 に入るかも...
というぐらい、私の中では印象深い映画になりました。

トレイラーはコレです。



兄を亡くし、父親との関係もうまくいかないタイラー。

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その父親は、幼い末娘 (タイラーの妹) にも冷たく、
それがタイラーの心をよけいに閉ざしてしまい、生きる意味や目的を失いつつある純粋な青年を、
ロバート・パティンソンが繊細に演じています。

幼い時に母親を目の前で殺されてしまったアリー。

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深い傷を抱えながらも、なんとか前向きに生きようとする健気な女性を、
ドラマ「LOST」で知られているエミリー・デ・レイヴィンが明るく演じています。

大切な家族を失い、さまよっていた 2人の心が 「出会い」によって、
それまでくすんでいた道の向こう側がうっすらと見えてくる、というストーリーです。

登場人物たちは、誰もが「傷」を持っています。

人生ってそんなものなのかも...
でも、やはりつらいし、気持ちが荒むことだってあります。

この映画は、人とのつながりや触れ合いの大切さを
出しゃばることなく、繊細なシーンを紡いでいくことで教えてくれます。

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子供たちに冷たい父親を 007 のピアース・ブロスナンが、
そして、彼の別れた妻 (タイラーの母親) をレナ・オリンが演じています。

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レナ・オリン、とってもステキなお母さん!
「蜘蛛女」での彼女があまりも強烈な悪女だから、これを見てすごくホッとしました(笑)

ああ、よかった~、
あの「蜘蛛女」の悪女はやっぱり役の上でのキャラなのね...と
ボケー、当たり前じゃ~!!! 的なことを、思っちゃった...103.png

彼女の実生活での夫が私の大好きなラッセ・ハルストレム監督っていうのも、
ワタシ的にはツボです(笑)


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他にもクリス・クーパー (アリーの父親役) やケイト・バートンなども出ていて
何気に豪華キャストです ! 177.png101.png

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舞台がニューヨークで、ブリックリンやセントラルパークなどが出てきて、
NY の背景を楽しむこともできます🎵

うん、いい映画だなぁ、うん、うん、いい感じ...162.png

なんて思いながら観てたら、ラストの展開で
思いもかけないほどの衝撃を受けました。

そんな...!!!!

大切な人、家族、つながり、絆...

観終わった後、そんな言葉が大きな意味を持って、深く深く突き刺さる映画です。

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そして、このタイトル『リメンバー・ミー 』(私を忘れないで) がいつまでも響きます。

蛇足情報: 今、話題の英王室ヘンリー王子のフィアンセ、メーガン・マークルがチョイ役で出ています。

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